知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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書籍紹介その5 中国商標法第三次改正の解説

次に紹介するのは「中国商標法第三次改正の解説」です。

中国商標法 第三次改正の解説

中国商標法 第三次改正の解説

私が働いている会社は中国に進出しておりまして、中国で商標権を取得しております。ですので、仕事上中国の商標法制度は私はそれなりに知ってはいました。
しかしその時の私は中国商標法制度知識に偏りがあったので、その偏りをなおすべくとあるセミナーに参加したのですが、その時の講師が実は河野先生でした。そのセミナーは商標だけでなく特許も含む中国知財法制度セミナーでしたが、河野先生はまさに中国知財スペシャリスト、という感じのセミナーでした。

その後、まもなくして中国では第三次改正商標法が公布、そして河野先生は秋にはこの書籍をお出しになられたわけですが、これは私はちょっと困った状況でした。第一回試験はまだ第二次商標法での出題になるからです。つまり会社の仕事では第三次改正商標法にそなえつつ、家では1級ブランド分野学科試験向けにいずれ終わる第二次改正中国商標法を勉強しなければならない、という状況だったのです。だから、中国については「早く試験終われ」と思っていました(笑)。終わったらすぐに第三次改正商標法に頭をきりかえ、その勉強をあらためてし直したのはいうまでもありません。
第二回1級ブランド分野学科試験での中国商標法制度の問題は第三次改正商標法からの出題になりますから、この書籍はまさにうってつけです。かなり大幅に改正されましたから、この書籍は頼りになります。若干読みにくい書籍ではありますが、まあ中国商標法制度ですから(笑)。

1級ブランド分野学科試験での中国に関する問題で、中国税関制度に関する問題が出題されます。残念ながら、この書籍では、商標法に関すること以外は書かれていません。ですので、ネットで検索するとかして、知識を別途得るしかありません。でも確か1問ぐらいなので、捨て問にしていいかと思います。
ちなみに私は、既に仕事上知ってましたので、中国税関についてはあらためて勉強しませんでしたが(笑)。