2014-01-01から1年間の記事一覧
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその13、25問目と26問目です。問25は、意匠登録出願後の手続についてです。選択肢アは間違いです。意匠登録出願において、出願後審査請求する必要はありません。意匠と商標は…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその12、23問目と24問目です。問23は、特許出願人による意見書の提出についてです。選択肢アは間違いです。特許出願人が意見書を提出できるのは、新規性又は進歩性を有しない…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその11、21問目と22問目です。問21は、特許権の設定登録前の特許出願に基づく警告を受けた者のとり得る措置についてです。選択肢アは正しいです。この場合「特許出願の継続的…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその10、19問目と20問目です。問19は、独占禁止法についてです。選択肢アは間違いです。公共事業に関する入札に際し、事前に受注事業者や受注金額を決めることは、独占禁止法…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその9、17問目と18問目です。問17は、海外で模倣品が市場に出現した場合の対策についてです。選択肢アは間違いです。模倣品の製造者や販売者に関する情報は、自社で収集する情…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその8、15問目と16問目です。問15は、契約についてです。選択肢アは正しいです。契約内容に含まれない内容であっても、相手方の行為によって損害を受けた場合には、不法行為に…
以前に、ハイスコアガール事件について書きましたが、なんと日本の著作権の重鎮始め二十数名の方々が、この件が刑事手続きで進んでいることに対して、反対の声明を上げていらっしゃるとのことです。東大教授→明大特任教授の中山先生、北大教授の田村先生等大…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその7、13問目と14問目です。問13は、商標登録出願についてです。選択肢アは正しいです。商標登録出願に係る商標について、商標法第3条1項3号(記述的商標)に該当する場合で…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその6、11問目と12問目です。問11は、特許出願前に行う先行技術調査についてです。選択肢アは間違いです。先行技術調査をしないで特許出願しても、しなかったことを理由にただ…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその5、9問目と10問目です。問9は、特許権の侵害についてです。選択肢アは間違いです。試供品として顧客に無償で配布する行為は、その試供品が他人の特許権を侵害している製品で…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその4、7問目と8問目です。問7は、著作者人格権についてです。選択肢アは間違いです。著作者人格権の侵害による損害額の推定等の規定は著作権法には規定されていません。著作者人…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその3、5問目と6問目です。問5は、パリ条約についてです。選択肢アは正しいです。パリ条約における(国際)優先権とは、「パリ条約同盟国に出願する場合に一定の手続きの猶予を認…
第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその2、3問目と4問目です。問3は、特許ライセンスについてです。選択肢アは正しいです。これは特許法の平成23年改正で規定された「通常実施権の当然対抗制度」についての説明文…
ちょっとひっぱりすぎた感があります(笑)。まあいろいろありまして(笑)。今回からやっと、第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説の本編にはいります。これまで特別に「その0」「その0の2」「その0の3」「その0の4」「その0…
セミナー『実は知財と関係が深い「マーケティングとブランドの基礎知識」』に参加しました。セミナーというか、知的財産管理技能士会の定例研修です。定例研修は、初めての参加です。講師は、金沢工業大学虎ノ門大学院教授で知的財産教育協会専務理事でいら…
今回は、まとめて二冊紹介します。以前紹介した書籍「著作権、それホント?」の著者、岡本薫さんの書籍二冊です。小中学生のための初めて学ぶ著作権 (あさがく選書)作者: 岡本薫,大沢幸子出版社/メーカー: 朝日学生新聞社発売日: 2011/06/30メディア: 単行本…
こんなのがあるのですね、「ビジネスモデル特許」。「ソフトウェア特許」とも言うらしいです。広義には、言葉通り「ビジネスモデルを発明として特許を認める(なんのこっちゃ?)ということ」らしいですが、狭義には「ビジネスモデルを実現するための、コン…
ネットで検索すると、なんか、知的財産管理技能検定3級試験及び2級試験向けのセミナーの類がけっこうありますね。LEC等の法律系学校の授業カリキュラムはもとより、弁理士等専門家による試験対策セミナーや、大学や企業による試験対策セミナーもありますね…
ネットで知財ナビのホームページを見ていたら、以前に書きました、来年3月に行われる知的財産管理技能検定1級(ブランド専門業務)試験の、直前対策セミナーの告知がでていました(知的財産教育協会のホームページでは、まだ反映されてなく、今年に行われ…
今年の春に、特許法をはじめとするいくつかの知的財産権法の改正が国家で成立、5月に公布されました。その中には、商標法もあります。私は、改正商標法の公布はされたものの、施行はまだされていない、と考えていましたが、すでに施行されたものもあるので…
その3に続き、実務者向け知的財産権制度説明会2014のブログ、その4を書いていきたいと思います。12月某日に行われた説明会について書きたいと思います。ちなみに、数日かけて行われた説明会のうち、私が参加したものは今回が最後です(説明会自体は、東…
今回もまた、問題の解き方を説明していきたいと思います。なお、今回はその最後です。違う問題を例にして説明をしていくわけですが、前回に予告した通り、これまで全く知らなかったことが選択肢の文の中にある場合の問題についても例示してみます。今回は、…
まだその0シリーズが続きます。今回はその0の4です。今回はまた、違う問題を例にして、問題の解き方を説明していきたいと思います。前回に予告した通り、長い選択肢文章の問題についても、例示してみます。今回は、第19回知的財産管理技能検定2級学科…
今回はまた、違う問題を例にして、問題の解き方を説明していきたいと思います。では、第19回知的財産管理技能検定2級学科試験の問題、問24で説明します。問題文では、「著作権等に関して、最も不適切と考えられるものはどれか。」とあります。「著作権…
「問題の解き方」と言いますか、「問題文と選択肢の読み方」と言うべきかもしれません。以前に、「できる限りはやく、問題文と選択肢を読み、理解して、正誤を判断をすることが大事」と書きましが、自分流のその具体的なやり方の説明です。なので解説本編で…
では今回から、第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説をはじめていきます。ただ、各設問の具体的解説の前に、今回はその0として、ハウツー的なことを書きます。まず試験全体に共通する「今回の試験の攻め方」について書きます。「…
前回、公証制度について書きました。そしたら知人から、「著作権においては、文化庁の著作権の登録制度とどう違うの?」とたずねられました。ですので、今回は「著作権における文化庁登録制度と公証制度の違い」について簡単に書きます。細かい点は省きます…
実は、「公証制度」を知ったのは、今年に入ってからです。こんな制度があるとは知りませんでした。勉強不足でした。これは、活用しだいで知的財産の権利証拠保全(権利付与ではありません)の役に立ちますね。商標で言えば、先使用権主張における使用証明(…
これまた、はるか以前の書きかけでした(笑)。ネットで調べものをしていましたら、とある特許事務所のホームページに目がとまりました。そこにはこんな感じで書かれていました、「商標の権利化とブランディングは別物である 」と。「当たり前」と思ったのです…
書きかけで、長い間放置してました(笑)。記憶に間違いがなければ(笑)、はるか以前に商標法第29条(他の知的財産権との調整規定)について書いたと思います。これと同様の規定は、特許法第72条、実用新案法第17条、意匠法第26条にもあります。先行する…