知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務学科試験の勉強法 私の場合 その1

明日で10月です。次の知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務の学科試験日まであと5ヶ月と2週間弱。私は受験申込をすませました。そろそろ本格的に勉強を進めていきます。そこで、自分の勉強法を見直す意味もこめて、「知的財産管理技能検定1級ブラ…

著作権の「利用」と「使用」についてまたまた考えてみる

(以下に書くことは、あくまで日本の著作権法制度での話です。)以前にも、各知的財産権における「使用」と「利用」について書きましたが、今回は著作権における「利用」と「使用」についてフォーカスして書きます。著作権法、第二章、第三節、第五款(第3…

アイドルの交際禁止の契約は有効か無効か? 【追記有り】

いきなり冒頭からタイトルとは関係ないことを書きます(笑)。例の五輪エンブレムの件、ベルギーの当の劇場は訴訟を取り下げたようですね。マークをデザインしたオリビエ・ドビ氏(及び、アラン・ベレンブーム弁護士)は、取り下げず訴訟をすすめているようで…

書籍紹介その23 18歳の著作権入門

私は、知人友人から「著作権ってなあに?」と聞かれることがたまにあり、困っています。一言で「著作権とはなんぞや?」を説明したところで、こと著作権については、ちっとも説明したことにならないと思います。聞いたほうは「はあ?」となるだけではないで…

書籍紹介その22 喧嘩の作法

喧嘩はしないにこしたことはありません。しかし、向こうが喧嘩を仕掛けてこないようにするため威嚇程度にはこちら側を見せつける必要はあるでしょうし、場合によってはこちらから仕方なく喧嘩を仕掛けなければならない場合もあるでしょうし、また向こうが仕…

なんでもかんでも著作権を主張するのはちょっと…

ある意味前回の続き的な話です。とにかく五輪エンブレム問題、佐野氏デザインのものは使用されないことになりました。しかし、これにより、スポンサー企業や東京都等には混乱等が生じましたし、件のベルギーの劇場側は訴訟を取り下げていないようですし、あ…

五輪エンブレム問題と応用美術

著作権法第2条2項に、美術工芸品は美術の著作物に含まれると明確に書かれていますが、応用美術は美術の著作物に含まれるとまでは書かれていません。美術工芸品とはいえない応用美術(例えば、美術芸術性がかなり低い量産工業製品はそうだと私は考えます。…

現行著作権法制度の限界か?JASRACの限界か?

(今回も、以前に書き残っていた下書きをアップします。)前回からの続きなのですが、何故突然こんなことを、前回と今回で書いているかというと、ふと編曲権について気になっていろいろ検索してみたところ、とある裁判事例を知ったからです。いわゆる「大地…

編曲に関する権利と著作権について

(以前に書いた下書きが残っていたので、それをアップします。)まず、原著作者には、自らの著作物を他人に勝手に編曲、翻訳、翻案等されない権利があります。逆に言えば、原著作者は、自らの著作物を問題なく編曲、翻訳、翻案等をすることができます。また…