知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

再びキャラクター論 その2

(その1の続きです)話題を変えます。サザエさんバス事件について書きます。私は、サザエさんバス事件の判決には少しもの足りなさを感じています。この事件の判決については、結果的には私も同じ考えで著作権侵害を認めるものなのですが、そこにいたるまで…

再びキャラクター論

以前に、青木弁理士の新著作、「新しい商標と商標権侵害」について書きました。青木弁理士はこの中で、キャラクター商標について少しふれられています。その影響というわけでは別にないですが、久々に再びキャラクター論について書いてみようと思います。キ…

“既存の外付けキーボードの多くが抵触する特許”ですと?

正直「パテントトロール」的な香りがそこはかとなく臭ってきています(笑)。実際どうなのか私には全くわかりませんが。以下は、あくまで私の勝手な考えです。そもそも、この特許の原出願は、「2005年4月28日」です。この頃って、iPadやiPhone、パッドPCやスマ…

表明保証条項と知的財産権

先日、契約についてのレクチャーを受けてきました。実は私、これまで書籍やインターネットを使って、独学で実戦的にしか勉強していません。ちゃんと講義の形で契約の説明を受けるのは初めてでした。独学で身につけた知識や考え方が間違っていないようで安心…

明日の知的財産管理技能検定を受験される皆様へ

明日、7月12日、第21回知的財産管理技能検定を受験される皆様、頑張ってください。応援しています。私は、来年の春までしばらく受験はありませんです。

二次創作物について雑感

アメリカでは、許諾なく違法に作られた二次創作物には、著作権は認められていません。明文で規定されています(米国著作権法第103条)。日本では、アメリカとは対照的に、通説ですが、許諾なき違法二次創作物にも著作権が認められると考えられています。…

東京五輪の観光案内の制服について

7月5日(日)のフジテレビのワイドナショーにて、「東京都が発表した、2020年の東京五輪での、観光案内の制服があまりにダサくて、それをデザインしたデザイナーが仕事に支障がでるほどのクレームにさらされた。」というニュースがありました。私は、このデ…

エドワード・ヴァン・ヘイレンの特許

マイケル・ジャクソンの「反重力(のような動き見せるためのパフォーマンス用)装置」特許と、小室哲哉氏の「(シンクロさせるための)ミュージシャン及びダンサー用電子時計」特許は知っていましたが、あのハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のギタリ…

Win-Winの契約とは

以前に書きました、講座『交渉学基礎とロールシミュレーション』の説明の中で、「Win-Winの契約」と書きました。「Win-Winの契約」とは何でしょうか?以前の説明でちらっと紹介しました「法務・知財パーソンのための契約交渉のセオリー」(一色正彦・竹下洋…