知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

2014年前期の知的財産権侵害物品の輸入差止件数

9月12日の財務省による発表によりますと、2014年前半(1月から6月)は、知的財産権侵害物品の輸入差止件数が、同期比で史上最高の数となったそうです。
(なお、2013年までの、1年単位でみると、2007年以降、7年連続で、件数は2万件をこえているそうです)

前年同期比15.8%増の1万6296件、過去の同期の件数を比較して、6年ぶりに過去最高を更新したそうです。

財務省は「偽ブランド品の輸入数が増加傾向にある」とコメントしたそうです。実際、偽ブランド品等の商標権侵害が、ダントツに多いそうです。

輸出元は、中国がダントツに多く、全体の92.9%だそうです。
(ここ数年は毎年9割超えだそうです)

差止品数は、45万3350点で、スマートフォンのケースなど「携帯電話・付属品」がもっとも多かったそうです。
(2013年においても、スマートフォンのケースなど「携帯電話・付属品」が多かったそうです)



何故こんなことを書くかと言いますと、たまたまyahooニュースを見たからなのですが(笑)、こういうことも知的財産管理技能検定1級ブランド分野学科試験に出題されるてもおかしくないかなと思い、受験される方には関心をもって知っておいていただきたいと思ったからなのです。

「ブランド分野」は今年始まったばかりの試験ですし、今後出題されるかはわかりません。ただ、同じ1級の「コンテンツ分野」では、2011年7月に行われた学科試験において、確か2009年度の財務省発表について出題されたことがあります。
コンテンツ分野で出題されたとはいえ、問題内容自体はコンテンツに限ったものではありません。むしろ最近の傾向から考えれば、ブランド分野で出題されてもおかしくないです。だから、念のため、私はチェックしています。



なお、最終的には、ニュースだけではなく、財務省のホームページをチェックされることをお勧めします。

ただ、今年(2014年)の9月の発表については、来年(2015年)の3月の試験には、近すぎて逆にださない(だせない)かもしれません。財務省のホームページでは2015年の3月時点で、まだ2014年についての見解を発表していないかもしれないからです。していても、出題には間に合わないかと思います。なお、現時点では、ホームページでは今年2014年については発表していません。
なので、試験対策としては昨年(2013年)について押さえておいた方がいいかもしれません。こちらはホームページにすでに掲載されていますから、出題されてもおかしくありません。

財務省知的財産権侵害に関する件数報告等のURLは、
です。
なお、20140313を、20140313bにすると、詳細データとその説明を、20140313cにすると、添付資料を、見ることができます。
あと、確かこれらをまとめた、今年の3月時点での報道発表が、pdfになっています。こちらも見ることができます。

これが、今年の3月時更新のもので、一番新しい内容です。2013年時についての見解の報告です。
あと、確か2013年より前のものも見れたはずです。興味がある方はチェックしてみてください。