知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

SNSやブログ等の著作権について

テレビ朝日の投稿サイトの規約がとんでもなく酷い、と炎上して話題になりましたね。

私も、この規約はないな、とは思いました。

この規約をつくった人の気持ちはわからなくはありません。
現実的に、投稿してきたサイト利用者に対して、投稿してきた映像を利用したいと一つ一つ許諾を得ることは難しいかもしれないからです。
また、投稿してきた映像がもし第三者の権利を侵害していて、それを気づかずにその映像を利用してしまい、その第三者に権利侵害だと訴えられてしまう、このリスクを避けたかった、というのもあったと思います。

とはいえ、規約を、あのような内容であのような書き方でつくれば、大問題となるのはわかりそうなものだと思います。結果、誰もサイトを利用する人はでてこないのではないでしょうか。そうなると、このサイトをつくった意味ないですよね、本末転倒といいますか(笑)。いかにみんなに利用してもらうサイトを構築するか、そのことを考えれば、このような規約にはならないと思います、けどね。



と、これを書くのが、今回のブログの目的ではありません。今回は、SNSやブログ等での著作権はどうあるべきか、という話です。

あくまで私の個人的な意見ですが、SNSやブログ等での著作権は、原則アップした時点で放棄したとみなすべきだと思います。つまり著作権フリーとなるとすべき、だと思います。
だってみんなに見てもらう、読んでもらうためにSNSやブログ等にアップするわけでしょ?で、SNSやブログ等は基本無料で利用できるわけですから、つまり投稿されたものは著作権についても無料で公開している、と考えるべきで、また見る読むだけでなく、これら以外の利用も原則フリーである、と私は思います。
自分の著作権を主張したいなら、SNSやブログ等の手段ではなく、もっと明確な形で著作権が誰にでもわかり、かつそれを主張できる手段をとるべき、だと私は思います。

ですから、私のこのブログに関しては、私は自分の著作権を放棄します。


これはあくまで自分自身の著作権の話です。
第三者の著作権、いやこれに限らず、第三者のあらゆる権利は原則尊重しなければいけません。だから、SNSやブログ等ネットにおいて、第三者の権利を侵害しているなら、投稿者もサイト管理者・運営者も、ちゃんと対応しなければいけません。サイト管理者・運営者は、投稿されたものが第三者の権利を侵害しているのであれば、その投稿を削除し、別に利用しているならばその利用はすみやかにやめなければいけません。また、投稿者は、サイト管理者・運営者と一緒に、権利が侵害された第三者に対して、なんらかの対応をすみやかにしなければいけません。



自分自身の著作権を主張するよりも、第三者の権利を尊重することは、はるかに大事で重要なことです。