知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

2級学科試験問題 自分勉強用解説 15問目&16問目

第18回知的財産管理技能検定2級学科試験の解説、今回は15問目&16問目です。

まずは15問目。「著作者人格権」についてです。
選択肢アは間違いです。同一性保持権は著作者人格権で、著作者人格権は一身専属であり他人に譲渡できません。
選択肢イは正しいです。共同著作物の著作者人格権は、著作者全員の合意により行使できます。結合著作物とは異なり、分離できないから共同著作物になるわけでして、共同著作物の著作者が個々に行使できるのはおかしいです。結合著作物は分離できますから、その結合著作物の著作者は個々に権利行使ができます。
選択肢ウは間違いです。職務著作の場合、その会社(法人)が著作者人格権を有します。
選択肢エは間違いです。映画の著作物の著作者とは、その映画の著作物の全体的形成に創作的に寄与した者であり、映画著作物の製作への参加を約束している者ではありません。
よってイが正解です。

次に16問目。「特許権を侵害しているとの警告書を受けとった場合の対応」についてです。
選択肢アは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢エは間違いです。侵害の警告を受けた時の対応としてこれはないです。
よってエが正解です。