音楽教室は、レッスンを受ける生徒に対してその講師が演奏を教えることにより利益を得る、というビジネスを行なっている
音楽教室というビジネス視点での侵害主体論
音楽教室は、レッスンを受ける生徒に対してその講師が演奏を教えることにより利益を得る、というビジネスを行なっている
音楽教室である以上、そこで生徒が演奏を行うことは当然、必然不可欠
音楽教室は生徒に演奏を教えているのですから、音楽教室には生徒に対する管理・支配性がある
以上のことから、実際の演奏をしている主体は生徒でも、著作権法第22条の侵害主体は音楽教室となる
第5回その1で、主体という言葉こそ使っていませんが、主体について軽く触れたつもりでいます。ただ、おそらくわからないと思いますので、今回は、この「主体」、具体的には「侵害主体」について、もっと突っ込んで考えてみたいと思います。 まあ結局、音楽…