知的財産管理技能士
次に紹介するのは、「見ればわかる!外国商標出願入門」です。今回はまず(1)です。見ればわかる!外国商標出願入門 改訂版―主要国での商標出願と国際登録出願の実務作者: 野田薫央出版社/メーカー: 発明協会発売日: 2014/04メディア: 単行本この商品を含むブ…
やっと本筋に戻ります。書籍の紹介をいたします。不合格だったヤツがしても説得力ないですが(笑)、まあ大目に見てください。まずは一つ目。最初に紹介するのは、「ブランド管理の法実務」という書籍です。これは、知的財産管理技能検定1級ブランド分野学科…
今日の知的財産教育協会のホームページで、この間の3月に行われた、第一回知的財産管理技能検定1級ブランド分野学科試験の、合否発表が本日されました。私は不合格でした。ガーン。と言いますか、正解パーセンテージが、模範解答に基づく自己採点と違うの…
すみません。本筋に戻ると前回書きましたが、これだけあらためて書きます。著作権の登録制度は、著作権の要件ではありません。日本では、いや日本を含めたほとんどの国や地域において、著作権は無登録主義です。著作物が完成したと同時に著作権が発生します…
その5の続きです。著作権があるとは思えないものを著作物として取り扱ってしまうのはおかしいのではないでしょうか。そして、著作物でないものが著作物として取り扱われてしまうことにより、商標にもその影響が及ぼされてしまうかもしれないとしたら、これ…
その4の続きです。ここで大事なことは著作権は無登録主義ということです。著作権は、その著作物ができたときにその権利が発生する、つまり登録は著作権の要件ではないのです。登録制度は存在します。でも、必須ではありません。著作権はその証明が難しく大…
その3の続きです。これまで、その1、その2、その3と書いてきましたが、実はここからが本論なのです(笑)。これまで書いてきたことをふまえると、かつては、よほど著作権侵害が明白でない限りは商標登録されてしまい、裁判において使用禁止を認めてもらう…
その2の続きです。ところが最近は、4条1項の解釈は拡大されて考えられているらしいです。正確には4条1項7号「公序良俗」違反の概念が広がっているようでして、他の知的財産権侵害はこれに該当する、らしいです。「公序良俗」って何をイメージします。私…
その1の続きです。その1をお読みになって「あれ、いきなり裁判までいかずに、異議申し立てとか無効審判とかするんじゃないの」と思われた方もいらっしゃると思います。でも、第4条1項の中に「他の知的財産権の侵害」というのがないからだと思いますが、つ…
とうとう5月になりました。あともう少しで1級ブランド分野学科試験の合格発表です。ああ、待ち遠しいような、こわいような。で、それまでは、ノウハウを書いたり書籍の紹介はせず、商標について最近考えていることを書こうと思います。この間、商標の著作…
ノウハウその4です。ノウハウその4書籍の読み方は、理想は全てのページを読むことだが、時間がないのなら、必要なところだけを複数回読んだ方がいい私が、3月上旬の1級ビジネス分野学科試験に対し、受験の決断をし本格的に勉強を開始したのは、1月中旬…
ノウハウその3です。ノウハウその3学科試験の設問の多くは、「国内」そして「条約含む諸外国」の「商標制度(リインフォースメント含む)」であるので、まずここを勉強するノウハウその1で書いたとおりに分析された方は、設問の多くが「商標」の問題であ…
これは、ノウハウとよんでいいレベルでもありませんが、ノウハウその1の補足事項の意味もあり、書きます。今回はノウハウその2 解ける問題から解こうです。まあ、当たり前のことですけど(笑)。知的財産管理技能検定2級の試験を経験された方はおわかりです…
そろそろ1級ブランド分野試験勉強のノウハウを書こうと思います。今回は、ノウハウその1 まず過去問を問いてみるです。まず自分の現在のレベルはどのくらいかを確認します。その際、できる限り本番試験と同様にやるべきです。解凍時間を同じにします。また…
近いうち、知的財産管理技能検定1級ブランド分野の受験にあたり、その勉強に必要な書籍やノウハウについて書くつもりですが、その前提としている方々は以下のとおりです。知的財産管理技能検定2級レベル以上の知識や経験をお持ちの方(2級以上の合格者で…
(前回の続きです。)違う言い方をすれば、著作物でない著作物とは言えない商品に著作物を利用する、その利用は大部分については商標的又は意匠的になってしまうが、しかし著作権はそれなりに絡むので、いささか複雑で面倒になる、ということです。そしてそ…
このブログでは、知的財産管理技能検定1級ブランド分野をテーマにしてるわけですが、この「ブランド」というものをいろいろ掘り下げて考えていくと、他の分野「特許」「コンテンツ」も多少なりとも関連していく、と思えてきます。逆に、「特許」や「コンテ…
知的財産管理技能検定の1級は、3級、2級と異なり、3つの分野にわかれています。で、そのネーミングなんですけど、最初からあった分野は「特許」分野なのに、次にできたのは「著作権」ではなく「コンテンツ」分野、そして最後にできたのは「商標、意匠」…
全然知的財産管理技能士1級ブランド分野学科試験の勉強のための書籍やノウハウ(と呼べるものではないですが)について、これまで全く書いてませんが、それは5月7日(月)以後に書きます。何故かといいますと、この日が学科試験の合格発表だからです。やっ…
スキップ制度について説明します。基本的に、知的財産管理技能検定は、3級からでないと受験できません。3級に合格すれば2級が受験でき、2級に合格すれば1級が受験できます。しかも、受験できる期間が合格後3年間だけなど、他にもいくつかのシバリがあ…
時々私は、3級って必要なのか?、と思います。会社で知財管理の業務をしていると、3級が必要ないと思えてきます。といいますか、あっという間に、必要な知識と経験は身についてきます。しかし、やっていないことは知識や経験は全く身につきません、当たり…
存在意義(レーゾンデートル)なんてオーバーですが(笑)。私は、企業と弁理士(弁護士含む)や知財法制度の管轄官庁とのバイパス役が知的財産管理技能士だ、と考えています。企業の知財法務担当者以外の人は知的財産について詳しく知らないと思います。昔な…
前回、知的財産管理技能士の説明を簡単にしましたが、弁理士とどう違うのか、について説明します。知的財産管理技能士「士」とついてますが、これは資格(ライセンス)ではありません。一種の能力検定で、試験に合格すれば「知的財産管理技能士」と自らを呼…
まずは、知的財産管理技能士とはなんぞや、というところから始めたいと思います。知的財産というのは、特許とか商標とか、つまり企業等が持っている権利で、モノではないもの、という感じでしょうか。例えば、AQUOSというテレビが私の目の前にあります。AQUO…
なんで突然ブログをはじめたかと言いますと、知的財産管理技能士1級ブランド分野の学習についての情報が少ないので、なら自分で発信してしまえ、と思ったわけです。とはいえ、まだ私は1級ブランド分野知的財産管理技能士ではありません。この間の2014年…