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知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

第2回1級ブランド専門業務学科試験問題 自分学習用解説 4問目

今回は4問目です。


第20回知的財産管理技能検定   第2回1級ブランド分野学科試験の自分勉強用解説、4問目について書きます。


4問目は、ブランド価値評価についての問題で、説明文に関して「適切」に述べている選択肢を選ぶ問題です。

4問目の説明文は、経済産業省 企業法制研究会が2002年に公表した、「ブランド価値評価研究会報告書」が出展元で、ここから引用されてます。

価値評価の手法としては、主に「インカムアプローチ」「マーケットアプローチ」「コストアプローチ」とありますが、この説明文はおそらく「マーケットアプローチ」でしょう。

さて、各選択肢を見ていきます。
選択肢アは間違いです。この選択肢アの文は、「コストアプローチ」についての説明だと思われます。「評価対象ブランドの形成のために支出したブランド維持管理費用で評価」と文にあることから、「コストアプローチ」と考えることができます。
選択肢イは間違いです。「実際に市場で取引された類似ブランドの価格で当該ブランドを評価」と文にあり「マーケットアプローチ」の様に一見思われますが、これはむしろ「インカムアプローチ」の説明だと考えられます。また、当該ブランドではなく類似ブランドの価格で評価、というのがおかしいです。
選択肢ウは正しいです。「時価総額をもって企業全体の推定評価額」の部分は、まさに「株価で評価する」という説明文で述べられていることと同じです。「これからオンバランスされている純資産の簿価を控除し、残りをブランド価値として評価」の部分は、説明文の「反面、評価結果〜計算できない」の部分と合致すると言えます。つまり、選択肢ウは「マーケットアプローチ」の説明と考えられます。
選択肢エは間違いです。「総コストで評価」とあることから、これは「コストアプローチ」の説明と考えられます。

よって、以上のことから、選択肢ウが「適切」で正解です。


なお、インタンジブルズとは、無形資産のことですが、この無形資産は、知財要素だけでなく、他にもいろいろあります。だから説明文に「評価対象とするブランドの他、のれんその他のインタンジブルズ」と書かれているのです。