知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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第5段 2級学科試験問題 自分勉強用解説 過去問編 その11

第5段、2級学科試験問題、自分勉強用解説、過去問編、その11です。今回は、2014年3月に行われた問題より、問35と問38です。


問35は、パリ条約に規定する優先権制度に関する問題です。
選択肢アは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢イは間違いです。優先権制度は、同盟他国に出願する場合に一定の手続期間の猶予を認める、というものです。
選択肢ウは間違いです。この選択肢の場合は、優先権の利益を受けることができます。
選択肢エは間違いです。優先権は、審査を通常より早期にさせる為の制度ではありません。
よってアが正解です。


問38は、特許出願の拒絶査定不服審判で争点になり得ないものについての問題です。
選択肢アはなり得ません。なぜなら、要約書の記載誤記は、手続補正書で補正できるからです。
選択肢イはなり得ます。
選択肢ウはなり得ます。
選択肢エはなり得ます。
よってアが正解です。