知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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過去問のススメ 追記事項

以前に「過去問のススメ」を書きました。その後の補足として、ちょっと追記事項を書きたいと思います。


過去問をやる時は、以下の点に意識を持つことを、おすすめいたします。


①過去問は、どれだけ正解したかではなく、「どれだけ間違ったか」に注目します。

基本的には、正解した以上、その問題をケアする必要はありません。優先すべきは間違った問題であり、これをしっかりケアするべきです。気にすべきは、「間違ったところ」です。自分自身の進歩具合も、どれだけ間違いが減ったかで判断すべきです。
もちろん、たまたま偶然あたっただけということもあります。その「たまたま偶然の正解」を潰すため、過去問を何回もやる必要があります。これについてはまた後で書きます。


②間違った問題で、「なぜ間違ったか」を確認します。

全くわからず、ただ当てずっぽうで答えて間違えた場合は、単にその知識を覚えればいいだけの話です。
知識を持っていたのに間違えた、この場合は、理由が二つ考えられます。一つめ目は、知識を間違って覚えてしまったためです。この場合は、知識の覚え直しをするしかありません。二つ目は、知識は正しく持っていたにも関わらず、問題文を読み間違えたり勘違いしてしまったことが原因です。いわゆるケアレスミスです。落ち着いて問題文を読み判断し解答するクセを見につけましょう。あと、ケアレスミスをしない自分なりの解き方を身につける必要があります。


③過去問は、必ず間を空けて、何度もやります。

試験まであと1週間になって、今更こんなこと書くな、と言われそうですが(笑)。
これは、①で書いた「たまたま偶然の正解」を潰していくためです。たまたま偶然にあたった問題は、次にまた同じ問題をやって今度も正解となるとは限りません。だから何度もやります。今度も正解できたら、OKとしましょう。でも、また「たまたま偶然の正解」だった可能性もあります。だから、何度も繰り返しやるわけです。ちなみに、私は同じ過去問を、最低5、6回はしています。
気をつけることは、「間を空けて」やることです。私の場合は、最低1週間は空けます。連続してやると、答えを覚えてしまい効果がなくなるからです。もちろん、違う問題ならば、連続してやって構いません。
例えば、今日にサンプル問題と第1回過去問の両方やって、来週の土曜に再度サンプル問題と第1回過去問をやる、という感じでしょうか。ただやるだけではなく、間違えた問題はちゃんとフォローしておかなければ意味がないのはいうまでもありません。


④過去問は、できる限り本番の試験と同様にやります。

これは、試験形式になれる意味があります。マークシートを用意できれば完璧です。
マークシートが用意できない場合は、マークシートにかかる時間の分を減らすなどの工夫をするなどしましょう。
時間と言えば、わざと解答制限時間を短くして過去問をするのも、一つのやり方です。第1級学科試験なら、私は最短1時間以内で過去問が解けるようにしています。これぐらいで、本番で時間余裕を持つことが、私はできます。


⑤問題を解く際、ルーティーンは省略しないようにします。

過去問をやり過ぎる弊害として、慣れすぎて、するべきルーティーンを端折ってしなくなってしまう、ということがあります。これがクセとなって身についてしまうと、本番でも、問題文や選択肢文をちゃんと読まずに思い込みで解いてしまうので、非常に危険です。
ですので、私は過去問を解く時も、必ずルーティーンを端折ることは、絶対しません。こうすれば、ルーティーンを実行することが逆にクセになり、本番でもルーティーンを忘れずにするので、これはケアレスミスを防ぐことにもつながります。


⑥問題文や選択肢は、見落としが一ヶ所もないようにします。

時間だけでなけ、正確さも同じくらい大事です。そのためには、文を早合点することなく、しっかりと読んで一ヶ所も見落とすことがないようにしなければなりません。その見落とした一ヶ所だけがおかしい場合、それを見逃すと、間違った判断をしてしまいかねます。



こんなところでしょうか。