知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

第2回の出題傾向を考えてみたりする(笑) その3 【追記有】

前回、前々回の続きで、その3です。第32問目〜第45問目までについて書きます。

なお、前回、前々回にも書きましたが、あくまで私が勝手に予想しているだけにすぎません。実際の、今度の第2回学科試験の出題は、私の予想とは全く違っているかもしれませんので、その点は御理解ください。
参考になるかどうかわかりませんが、自己責任でお願いします。


この14問では、マドプロ含む海外(商標)法制度の問題が、まとまって出題されます。つまり、1級ブランド専門業務学科試験の、約1/3は、海外(商標)法制度についての出題なのです。


まず最初に。
海外(商標)法制度は、マドプロを除けば、1級で初めて出題されるものばかりです。ですから、まずは基本を押さえることが、肝要だと思います。その上で、多少の応用問題ができる様になればまずはOKなのではないか、と思います。
マドリッドプロトコルは、1級ブランド専門業務学科試験でも必須問題で必ず出題されると思いますから、基本のみならず、応用的な出題にも対応できるよう深く勉強しておいた方がいいかもしれません。


第32問目〜第36問目
おそらく今回も、5問ほどはアメリカ商標法制度の問題をだしてくると予想できます。
ただ、もしかしたら、4問あるいは3問に減らしてくる可能性はあります。アメリカ商標法制度は大きな改正はこのところありませんので、本質的な問題だけを出題して、問題数を減らすかもしれません。そして減らした分を、欧州共同体商標や、中国商標法制度、マドリッドプロトコルにまわすかもしれません。特に法改正があった中国は出題数を増やしてもいいかもしれませんね。
逆に、反対にアメリカ商標法制度についての出題を6問に増やすこともありえます。日本とは制度が異なるアメリカ商標法制度は出題しやすいですからね。出題する側としては、アメリカ商標法制度に助かっているとは思います。
いずれにせよ、アメリカ商標法制度は広く深く勉強しておいた方がいいような気がします。


第37問目〜第第39問目
おそらく今回も、3問ほどは欧州共同体商標から出題されると思います。ただ、改正の動きがはっきりしていないので、もしかしたら、今回は2問ぐらいに減らし、その分第3回以降の試験で出題数を増やし改正点を含めた4問ぐらい出題するかもしれませんね。あくまで個人的な想像ですが(笑)。あと、今回はシニオリティについての実務的な判断問題が出題される気が、あくまで個人的にはですが、しています。


第40問目〜第42問目
おそらく今回も、少なくとも3問ほどは中国商標法制度から出題されると思います。
ただ、前述のとおり、私は、出題数を増やしてくるのではないかと考えています。中国商標法制度が改正されてから初の1級ブランド専門業務の試験です。問題は作りやすく出題しやすいはずです。問題の数もたくさん作りやすいと思います。だから、4、5問ほど出題されてもいいような気が、個人的にはしています。
なんにせよ、今回の中国商標法制度改正で変わった事項については、全て理解してしっかり覚えておいた方がいいかと思います。何が出題されてもおかしくありません。前にも書きましたが異議申立とか、馳名商標とか、あと一出願他区分制あたりの改正点は、重要ですし出題しやすいと思います。もちろん他にもポイントはあります。一通り確認しておくべきだと思います。

第43問目〜第45問目
おそらく今回も、少なくとも最後の3問ほどはマドリッドプロトコルから出題されると思います。もしかしたら、サンプル問題のように4問に増えるかもしれません。基本的なことから応用的なことまで、広く深くしっかり理解して勉強しておいた方がいいかと思います。

あと、もしかしたら、マドプロ以外の条約も出題してくるかもしれません。と言っても、出題するとしてもおそらく1、2問程度だとは思います。ただ、何の条約を出題してくるかは予想不可能なので、もう時間はないことですし、基本的に私はマドプロ以外の条約の勉強はしません。出題されたらヤマカンで解いてみせます(笑)。おそらくそんなに深く難しい出題はしてこないでしょうから、何とかなるのではないかと(笑)。



そうそう、もう試験日まで1週間です。余裕がある方は別として、これからは、これまで手をつけてないことはもう何もせず、試験日当日までこれまでしてきたことを何度も何度も繰り返し復習したほうがいい、と私は思います。過去問を何度もやるとか。


【追記】
今更遅いかもしれませんが、一応書いておきます。
米欧中について、もしかしたら、意匠法制度の問題も出してくるかもしれません。もしかしたら、日本の意匠法制度と絡めて、出題してくるかもしれません。
ハーグ協定を含め海外意匠法制度の今後の本格的な出題への布石として、試しに1問くらいは出してきそうなイヤな気がします。