知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

第2回の出題傾向を考えてみたりする(笑) その2

ちょっと別なことを書いてしまいました。今日から、また続きを書きます。


前回の続きで、その2です。第16問目から第31問目まで、前回の第7問目〜第15問目とあわせて、書いていきます。

なお、前回にも書きましたが、あくまで私が勝手に予測しているだけにすぎません。実際の、今度の第2回学科試験の出題は、私の予測とは全く違っているかもしれませんので、その点は御理解ください。
参考になるかどうかわかりませんが、自己責任でお願いします。


(第7問目〜第15問目プラス)第16問目〜第31問目
これら(9問プラス)16問は、総合的にいろいろなものが出題されます。ブランドに関わるもので、試験範囲といえるものなら「なんでもあり」です。

(以下は、前回書いたのと同じです。)

ブランドに関する問題ならば、法律的には、商標法を中心に、意匠法、著作権法不正競争防止法、その他関係する法規(関税法弁理士法独占禁止法民法民事訴訟法等)が総合的に出題されます。出題の種類としては、実務的な経験に基づいた知識を問う問題や判断力を問う問題、過去の裁判例に関する問題、ブランドについての各種の知識の問題、最近のトピック問題、輸出入に関する問題、税関に関する問題(日本のみならず、中国の税関制度もここで出題されます。)等が考えられます。
米欧中マドプロ以外の外国の商標法制度を、ここで出題してくる可能性もないとは言えません(サンプル問題ではベトナムの問題をだしてきましたし。)。
あと、今年の4月1日に施行される、改正商標法での、新しいタイプの商標、日本の商標法制度の問題としてはまだ出題ルール上できないでしょうから、海外と日本をからめた上で、新しいタイプの商標の問題をだしてきそうな気がします。

(以上、ここまでは前回書いたのと同じです。)

(以下は、第7問目〜第31問目までの共通内容です。)

これらの問題では、「幅広くそれなりに深い知識」と「幅広くそれなりに深い実務経験」が問われます。ゆえに捉えどころがないといいますか。まさに「なんでもあり」で、1級らしい問題が目白押しです。ただ、サンプル問題や過去問をやれば、なんとなく傾向らしきものが感じらるのではないか、と思います。

以前にも書きましたが、昨年の日本商標法改正のうち、すでに施行されている改正地域団体商標制度について出題されるような気がします。この改正はギリギリ試験の対象期間内に入りますから。

あと、類似群コードやIPDLでの商標調査等は、定番の出題でしょう。こういう実務に絡むものは必ず出題してくると思います。

判例は何が出題されるかは予測できません。ただ、極端に新しいもの、極端に古いもの、極端な理屈のものや過去の裁判例と変わりがないものは出題しないと思いますので、スタンダードな裁判例を押さえておけば十分かと思います。それでもいろいろありますが。

それから、意匠や不正競争防止法。1級ブランド専門業務学科試験での出題数はそれぞれ約2問ぐらいで、計約4問ぐらい出題されています。個人的にはいささか少ない気がします。「1級ブランド専門業務」なのですから、もう少し増やしてもいいと私は思います。商標法制度がメインとはいえ、いささか偏りすぎではないかと思います。意匠や不正競争防止法でも、ブランドという観点でも重要な点はたくさんあるのですから。
例えば意匠の問題としては、GUI、アイコン、PCのモニターの画像に関する問題をだしてきたら面白いと思いますし、現在においては極めて実務的主題だと思います。アイコンなんか、商標とからめて出題すると面白いでしょうし、海外の制度、例えばアメリカや欧州と比較をするのもまた面白いと思います。

先に書きましたとおり米欧中マドプロ以外の国を、ここで出題してくる可能性はもちろんあります。もし出題してくるとしたら、あくまで私のカンですが、非コモンローの国だと思います。で、おそらく南米、私ならブラジルにヤマをはります(笑)。でもおそらく1問くらいでしょうから、あまり神経質にならなくていいかとは思います。


(その3に続きます)