知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

過去問のススメ

知的財産管理技能検定を受験される方で、過去問をやらない人はおそらくいないでしょう。

私は、知的財産管理技能検定の勉強において、過去問を解くこと、特に「複数回やる」ことをお勧めいたします。

その理由は、

①自分の弱点、穴を知り、それを埋めることができる
②(私には感覚的なのでこの様に表現しますが)なんとなく傾向のようなものを感じることができる
③試験時間にあわせた解き方を身につけることができる

だからです。
以下に、それぞれについて説明します。

①について
間違えたということは、知識がなかったか、知識があっても問題文の意図が理解できなかったか、知識があり意図は理解できても解答にたどり着く判断力がなかったか、の要因があるわけです。間違えたその問題をチェックすることは、その要因を取り除くことになります。再度その問題をやってみて、正解すれば穴は埋められた、間違えればまだ穴は埋まっていない、ということになります。また、たまたま正解だった問題を再度やってみたら、今度は間違えた、ということもあります。複数回やることは、そのような隠れた穴も見つけることにつながります。

②について
私は、(過去3回分以上の)過去問を数回やって、なんとなく傾向のようなものを感じました。そうであれば、そのあたりは重点的に覚えなければ、と考えることができますよね。
また、問題の難化の度合いや、新しいタイプの問題文傾向を、感じることもできました。これは、過去問をある程度多く、回別にやらないとわからないと思います。
ちなみに、私は、2014年は前年以前に比べて、明らかに変わったと思います。なお、個人的に一番難しかったのは、第16回(2014年11月)でした。

③について
特に、知的財産管理技能検定2級試験は、時間との戦いといえます。試験時間は1時間、この間に40問を解き、マークシート解答用紙にマークしなければなりません。1問あたり1分30秒後です。問題文を読んで、判断し解答して、マークする、その作業をしなければなりません。となりますと、時間配分がいかに重要かがおわかりになると思います。だから、何度も過去問をやり、その時間配分のシミュレーションを試してみるのです。

というところです(笑)。