知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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第5段 2級学科試験問題 自分勉強用解説 過去問編 その4

第5段、2級学科試験問題、自分勉強用解説、過去問編、その4です。今回は、2014年3月に行われた問題より、問11と問12です。


問11は、特許出願に関する問題です。
選択肢アは間違いです。特許出願の際、その願書に必ず図面を添付する必要はありません。
選択肢イは間違いです。特許出願についての出願審査請求は、出願日から「3年間以内」に行わなければなりません。昔は「7年間以内」でしたが、今は違います。
選択肢ウは間違いです。いかなる理由によっても、出願審査請求を取り下げることはできません。ただし、特許庁によりみなしで取り下げられることはあります。
選択肢エは正しいです。選択肢の文のとおりです。この公開こそ、特許制度の重要点の一つと言えます。
よってエが正解です。


問12は、著作権に関する問題です。
選択肢アは間違いです。写真の著作物の場合は、無断で公に展示されない権利を有しますが、写真の著作物に限った話ではありません。
選択肢イは間違いです。無断で公に上映されない権利は、映画の著作物だけとは限りせん。
選択肢ウは間違いです。無断で領布されない権利は、映画の著作物の場合に限られたものであり、美術の著作物の場合にはありません。
選択肢エは正しいです。無断で口述されない権利は、言語の著作物の場合に限り有する権利です。
よってエが正解です。