IPBA「経営基礎」 第六回目
先日、弁理士会の知的財産ビジネスアカデミー「経営基礎」セミナーの第6回目がありまして、参加しました。
ですから、おそらく講師の方も、絞りに絞って説明されていたと思います。それでも、今回のセミナーの終わりの方は、かなり端折っていた気がします。
途中何回も、小さなワークショップを入れていたのも、時間が足りなくなった理由の一つでしょう。でも、その分わかりやすかったです。
今回の内容は、一言で言えば、イノベーションの手法の一つである「デザイン思考」の説明です。「デザイン思考」については、その内容は、書ききれないので書きません(書けません)(笑)。興味がある方は、その手の書籍をお読みいただければ、と思います。
個人的には、セミナー冒頭で、「デザイン思考」は「非デザイナーを対象とした発想法」と説明されていたことが、心に残っています。なぜなら、今の私に足りないものはイノベーションを生むことができる思考能力だからです(笑)。
イノベーションは、単に技術だけにおけることではありません。セミナーテキストに書かれている言葉を借りれば、「新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する」のだそうです。
講師の方の独自の手法だと思いますが、エスノグラフィックという人類学を応用したらしいアプローチに、個人的に興味をもちました。ポスト構造主義的(笑)といいますか。
セミナーと言えば、数日後に発明推進協会で行われた、青木弁理士が講師の、「商品・パッケージのデザイン、商標の保護と最適な権利取得」セミナーに参加する予定でしたが、直前に体調を崩していけませんでした。これは非常に興味深いセミナーなのでぜひ参加したかったです。まあ、テキストは送ってくれたので、これをじっくり読むとします。