知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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2級学科試験問題 自分勉強用解説 25問目&26問目

第18回知的財産管理技能検定2級学科試験の解説、今回は25問目&26問目です。

まず25問目。「クロスライセンス」についてです。
選択肢アは間違いです。NPEは別の言い方をすれば、パテントトロールのことです。クロスライセンスとは全く関係ない話です。
選択肢イは間違いです。いわゆる産学連携ですが、クロスライセンスとは関係ない話です。
選択肢ウは間違いです。TLOは技術移転機関のことです。選択肢イと関連しますが、大学研究者の研究を特許化し、それを企業にライセンスする法人のことです。これもクロスライセンスとは関係ない話です。
選択肢エは正しいです。選択肢の文のとおりです。
よって正解はエです。

次に26問目。「商標登録出願の審査」に関する問題です。
選択肢アは正しいです。類似している商標を、類似している指定商品について、使用することはできません。先に商標登録した他人にその類似商標の使用の承諾をもらうというような、いわゆるコンセント制度は認められていません。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。指定商品が非類似でも、商標が同一で混同をおこしてしまうものは、登録が認められません。わかりにくい文だと思いますが、大事なことですので、よく理解しておきましょう。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりです。これもわかりにくい文だと思いますが、よく理解しておきましょう。
選択肢エは間違いです。芸名を使用している者の承諾があればできます。商標法に書いてあります。
よって正解はエです。