書籍紹介その7 判例関係の書籍も見てみましょう
ああ、間違って公開を押してしまいました。まあ、いいやいっちゃえ(笑)。久々の書籍紹介、になりますかね。
正直これまで判例というものにあまり関心がありませんでした。もちろん、それなりに有名な判例の名前とそれがどのようなものかの簡単な内容ぐらいは知っていました。しかしそれ以上足を踏み入れることはしませんでした。
もともと、学生時代から「判例はわかりずらくとっつきにくい」という印象を持っていて、とりあえず「さわり」だけ知っていればいい、と考えていました。士業の方以外は特に知らなくていい、それが判例だと、ずっと思いこんでいました。
ですが、昨年末くらいから、判例をある程度詳しく知っていないと、業務上まずいかな、という感じになってきました。
判断に迷うことがあり、それが裁判事例にあたらないとわからない、判断できない、ということが私の業務に増えてきたような気がしています。もちろん専門家に質問するのがいいのだが、その前に自分の段階で、有る程度目星をつけてから質問しないと。ゼロからの質問は、時間もかかり、下手すれば金もかかり、ヤブヘビにもなりかねません。
さらに、知的財産管理技能検定1級では、判例の問題が、かなりストレートにでてくるときました。
となると、判例もちゃんと勉強しておかないといけません。
で、手始めにこんな書籍を読んでみました。「最新判例からみる商標法の実務Ⅰ及びⅡ」です。
- 作者: 小林十四雄,西平幹夫,小谷武
- 出版社/メーカー: 青林書院
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
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- 作者: 小林十四雄,足立勝,小谷武
- 出版社/メーカー: 青林書院
- 発売日: 2012/12
- メディア: 単行本
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この書籍は、意外に読みやすく、また新しい判例トピックが項目的にわかれて掲載されてます。勉強になりますし、意外に面白いです。