知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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作詞者、作曲者、ミュージシャン、アーティスト、クリエーター等、著作者は自身の考えを表明すべきでは?

相変わらずの療養の身の私でございます。今日、久々に知人と、JASRACの裁判の話をしました。そこで、思ったことをブログに書こうと思います。

 

 

 

音楽教室(を守る会)対JASRACの件。現在、裁判進行中で、私もその成り行きを注視しています。

 

ところで、私はかつてこのブログで、及川眠子さんと宇多田ヒカルさんの発言について、批判をしました。

 

http://hidethecsipm.hateblo.jp/entry/2017/03/02/044813

 

しかし、1点だけお二方を素晴らしいと思っています。及川眠子さんと宇多田ヒカルさんは、他のクリエーターの人達と異なり、御自身の考えを公言されました。この点については、私はこのお二方を立派な方々だと思っています。

私が知る限り、JASRACの会員たる、作詞者、作曲者、ミュージシャン、アーティスト、クリエーター等、著作者の人達は、少なくとも約9割ほどの人達は、自分の考えを明らかにしていないのではないでしょうか。

 

これは、著作者の姿勢としては、特にJASRACの会員たる著作者ならば、いかがなものかと私は考えます。音楽教室からも著作権料を徴収しようとするJASRACの姿勢について、支持するなら支持する、反対するなら反対する、著作者の人達ははっきり表明すべきだと私は思います。

 

ほとんどの著作者は表明していないと思います。それどころか、他人ごとのように関心すら持っていないのが実情だと思います。しかし、これは著作者の姿勢としてはいかがなものかと思います。

 

もし、大勢のJASRACの会員たる著作者が、JASRAC音楽教室からの著作権料の徴収に反対するならば、JASRACはこれを無視できないはずです。だから、JASRACの会員たる著作者は、支持か反対か、自身の考えをちゃんと表明すべきだと思います。信託契約をしているのですから、JASRACは会員著作者の考えは無視できないでしょう。

 

そして、自身の考えを表明せず、今回の音楽教室からの著作権料の徴収の件についてまるで他人ごとで無視をしているのは、著作者としては無責任でいいかげんな態度だと私は思います。

特に、著名有名な著作者は、しっかりと自身の考えを表明すべきではないでしょうか。

マスコミが取材にこないから言わないだけだ、と言い訳が聞こえそうですが、現在はインターネット時代、SNSやブログというもので自分の意思表明ができますので、この言い訳は通用しないでしょう。特に著名有名な著作者はそうすべきです。そうすれば、おそらくマスコミが取り上げてくれるでしょうから。