知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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第26回知財管技検定1級ブランド学科試験問題 自分学習用解説 28問目 29問目

第26回知的財産管理技能検定(4回目)1級ブランド専門業務学科試験の自分学習用解説 、今回は28問目、29問目です。

 


28問目は、日本における知的財産権侵害品の輸入差止めに関しての会話文で、「不適切」な発言の選択肢を選ぶ問題です。

 

選択肢アは間違いです。輸入者は、認定手続きの間だけではなく、その認定が、確定し税関が該当物品を没収するまでの間、疑義貨物の廃棄、滅却、任意放棄又は積戻しをすることができます。これを、輸入者による「自発的処理」といいます。

選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。

選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢エは正しいです。選択肢の文のとおりです。
よって、選択肢アが間違いで「不適切」なので、アが正解です。

 

 

29問目は、日本の税関での商標権侵害疑義物品について、開始された認定手続に対して提出された輸入者からの意見書についての会話文で、「不適切」な発言の選択肢を選ぶ問題です。

 

選択肢アは正しいです。選択肢の文のとおりです。なお、この選択肢の文で書かれていることが、フレッドペリー事件」裁判における「真性商品の並行輸入認定の三要件」と呼ばれるものです。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢エは間違いです。認定結果に対する不服申立手続はあります行政不服審査法の改正により、平成28年4月から税関手続に対する不服申立手続がかわりました。これについては、インターネット等で御確認ください。もしかしたら、その内容が次回の知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務学科試験に出題される、かもしれません。

よって、選択肢エが間違いで「不適切」なので、エが正解です。