知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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第26回知財管技検定1級ブランド学科試験問題 自分学習用解説 4問目

第26回知的財産管理技能検定(4回目)1級ブランド専門業務学科試験の自分学習用解説 、今回は4問目です。

 

4問目は、ブランドの評価手法の説明として「適切」なものを選ぶ問題です。

 

しかし、このような問題を出してきましたか。

この問題は、簡単な計算をすることを求める選択肢もありますが、その計算の正誤というよりは、その計算の仕方が適切であるかどうかを判断できるかどうか、を求めている気がします。

 

では各選択肢を見ていきます。

 

先に結論を書きますと、選択肢イが「適切」で正解です。

 

選択肢アです。かなり単純化されています(そうでないと出題できないでしょうね)が、これはいわゆるDCF(ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー)法でしょうか。超過収益が900万円、割引率が20%、そして当該超過収益の現在価値が750万円。900万円÷(1+0.2)=750万円、正しいようですが、違います。選択肢の文には「ある会社の2年後の」と書かれています。そうなると、900万円÷(1+0.2)の2乗=625万円となりますので、間違っていると考えられます。

選択肢イです。「リリーフ・フロム・ロイヤリティ・アプローチ」って何でしょうか?未だに詳しくわかりません。ただ、選択肢の文の説明は間違っていないだろうとは思いました。

選択肢ウです。この「リリーフ・フロム・ロイヤリティ・アプローチ」での商標価値の問題なのですが、ロイヤリティ相当額が100万円、割引率が15%、売り上げの成長率が5%、そして「リリーフ・フロム・ロイヤリティ・アプローチ」を用いてだされた商標価値が500万円です。はっきりいって、これらの数値の関係が私にはわかりません。ただ、単純に100万円÷(0.15+0.05)=500万円ということではないと私は思いました。実際のところはどうなのでしょうか?

 

とにかく、以上から、選択肢イが「適切」で正解ではないかと判断しました。公表された解答もイが正解となっています。

 

一応、後でネットで調べてみましたが、どうしても選択肢イと選択肢ウ、特に選択肢ウについてはよくわかりません。どなたかわかる方がいらしたら、御説明いただけませんでしょうか?

あと、「リリーフ・フロム・ロイヤリティ・アプローチ」の詳しい説明も知りたいです。ネットで調べても、なんか今ひとつ詳しく理解できません。