知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

今日の第26回知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務学科試験

今日2017年3月12日(日)に行なわれました、第26回知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務学科試験について書きたいと思います。あくまで個人的に思ったことです。

 

 

これまでよりも難化した気がします。それも、いろいろな意味で。

 

まず、実務的で実践的な問題が増えた気がします。いや、実務経験があっても、判断に迷うと思います。時間があれば正しい判断をすることもできますが、限られた試験時間の中で正しい判断をするには厳しすぎる、そんな問題が出されたと思います。

2番目に、今回の試験は、かつての「そんなの出題するか?」問題は個人的には減ったと思いますが、簡単な問題と難しい問題の落差がかなり大きくなって出題されてきた、と思います。簡単な問題は本当に簡単で、こういう問題 は間違えない、おとさず必ずゲットしないといけないでしょうし、難しい問題は、捨て問題として後回し、後で解答して正解だったらラッキー、ぐらいに考えなければならないでしょう。その振り幅が広がったように思えます。個人的には、前述の「そんなの出題するか?」問題が減った分、出題のしかたが姑息な問題や細かい点に焦点をあてすぎる問題が増えた気がします(笑)。出題者性格悪いんじゃない?と、試験中に考えてしまいました(笑)。まあ、愚痴です、愚痴。

3番目に、選択肢文含む問題文のボリュームが全体的に増えたような気がします(問題文が少ない問題は少ないですが)。実際、今回の試験の問題用紙のページ数は、これまでよりも多いです。その上で、素早い文章内容の理解力が求められた、そんな試験だったと思います。もしのんびり文章を読んだら、時間が全然足りなくなるのは必至でしょう。

4番目に、2番目にちらっと書きましたが、細かい点をきいてくる問題が増えたと思います。特に、選択肢全体の趣旨は正しいものの、部分的に間違った記載がある(よって不適切な)選択肢が、これまで以上にあった気がしています。試験時間中気が抜けずずっと注意力をキープしないとひっかかってしまう、これまで以上にかなりタフな試験になったと思います。

 

とはいえ、これらを全てカバーして、勉強をして試験にのぞむとなると、これは非常に大変で至難のわざになると思います。手持ちの知識と理解力だけで解答が(この試験的に)制限時間内に正しく導くことができるための集中力と応用力が求められた、そんな試験ではないかと思います。

 

その他、

ブランドの問題は、回が増えていくたびに難しくなってきている気がします。今回も冒頭4問出題パターンです。

国内問題と海外問題(条約含む)の比率は、これまでとかわらず、約2:1です。

ただ、契約については、国内、海外(英文)問わず全部ひっくるめて、「契約問題」としてとらえた方が、今回の試験についてはよかったかもしれません。

判例問題、かなり細かい点をきいてきた気がします。

まさか、更新時の印紙代の減額についての出題がでてくるとは。

海外は、こちらもこれまでと変わらず、大きくわけて米国、中国、マドプロ、EUのみです。他の国(アジア諸国とか)やハーグ協定ジュネーブアクトの問題はでなかったですね。

でなかったといえば、GI制度は今年も出題されませんでしたね。これからも出題されないのかな?

という感じです。

 

 

とつらつら書きましたが、なんか今回の試験もダメな気になってきました。まあ、翌日の解答発表で結果はおおよそわかりますけど。

 

 

しかし、試験の途中で壊れたのか電池がなくなったからなのか、時計が止まっていた時は、本当に焦りました。

 

 

正直、これまでで一番疲れた試験でした。WBCを見ず、今日は早く寝ます。

 

 

 

追記

今回は、毎回恒例の自分用学習解説はまだ書く気力がなく、 もし書くとしたらGW頃かもしれません。