知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

UPLORD「知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務対策講座」受講してきました

2月12日(日)(国内編)と19日(日)(海外編)とで行われた、UPLORD主催、「知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務対策講座」、受講してきました。


これらの日は、TCPLも「知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務『学科』対策講座」を開催してました。私はいろいろ考えた末、UPLORDの方を受講しました。
まあ、前回までのテクノアソシエーツ(UPLORDの前に本講座を主催していた企業。UPLORDはテクノアソシエーツから本講座を引き継いだ形になります。)時代に本講座を毎年受講し続けてきた(つまりこれまで毎年私は不合格だったのです(苦笑)が、だからといってこの講座がダメで役にたたないなわけではありません。誤解なきよう。)こともあり、私の中で安定した信頼性があることが大きいからなのですが、それは、私の学習スタイル「①独自学習→②過去問→③本講座受講→④直前要点チェック」という流れに、この講座の内容があっている、ということがあります。
私にとって本講座受講については、まずなにより❶独自学習したことの復習(本講座の受講は私にはいいまとめになっています)のため、であり、そして❷知識の漏れを可能な限りふさぐため(見落とした点や法改正等新情報の確認、知識のアップデート)、であり(もっともそれでも斜め上の問題を少なくとも最低1問は出題してくるのがこの試験です(笑)。)、さらには❸本講座の知識は私の担当実務にも直結していてその点で役に立つから、という理由があります。単に試験に対してではなく仕事にも役にたつ点はけっして私には小さくはありません。もちろん、本講座の本来の受講目的は、知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務に合格すること、です。今年こそ合格するぞ。


個人的感想としては、今年はこれまでよりも講義内容の密度がさらに濃くなった気がします。まあ、多少なりとも年々覚えるべきことは増えてきていますから、仕方がないことではあります。その分クオリティもあがったと個人的には思います。
海外編の講師もおっしゃっていらしたと思いますが、この試験は試験範囲が広く、正直どこから何がどのように出題されてもおかしくありません。この試験範囲全てを完全にカバーして勉強することなど、どだい無理な話だと、私は思います。
ですので、過去問から出題ポイントを導きだしある程度しぼり込み、そこを中心として勉強を進めていくのがいいと思います本講座はその助けになります。それでもそれなりに量がありますけど(笑)。
また、勉強していなかったことが出題され、それを正解するには、ある程度の応用力があればなんとかなるとは思うので、応用力を身につける勉強法が必要だとも、個人的には思います。

毎年そうですが、今回は特に、海外分野では新たな条約(ハーグ協定ジュネーブアクト)加盟や法制度改正(EUTM(旧CTM)等)について、国内編でもいくつか細かい点で、知識と情報のアップデートをしなければなりません。
特に海外分野は国内分野と比べ、出題数に比して覚えることが、特に今年は多いと思います。ゆえに海外編では、講師は早口でまくしたてざるをえず、ついていくのに精一杯の人も少なくなかったのではないかと思います(その点、受講者に限りますが、ネットで講座の録画をあらためて見ることができるというのは、有難いサービスだと思います。)。



合格に対して、海外編(2日目)の講義の一番最後に講師がおっしゃっていたことが、試験にのぞむ心得としては本当に大事だと思います。このブログでは書きませんが。



最後に。
この講座は、知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務試験の対策講座ですが、この試験に関係なく、商標業務担当者が自身の知識の確認やアップデートのために受講されるというのもありかと思います
特許庁主催の説明会やその他いろいろなセミナーへの参加、書籍やインターネット等、知識や情報のアップデートを細かくされていらっしゃる方々は別として、なかなかそこまでできない方々には、特に企業の知財(商標)管理担当者の方々には、毎年ではなくとも1年おきか2年おきぐらいで受講されてもいいのでは思います。
私も合格したらそうしようかと思っています。