知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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来年の出題予想&傾向と対策 リターンズ その1

来年3月の、第26回知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務学科試験まで、気がついたらあと約4ヶ月と1週間とちょっと。

 

しかし。私は体調がどうもよくありません。少しの間ですが入院していたせいもあり、また入院前、退院後には風邪をひいてしまい(ちなみに入院したのは風邪のせいではなく、別な理由です)、未だに体調があまりよくない状態です。体調の悪さは、モチベーションにも影響してきます。

 

そんな気持ちを払拭し変えるために、今年も出題予想&傾向と対策なんぞを書いてみたいと思います。題して「来年の出題予想&傾向と対策リターンズ」(笑)。 去年も、いやもっと以前にも似たようなこと書いたと思いますが、今年も、来年3月の第26回1級ブランド専門業務学科試験を、予想してみようと思います。今回はその1。

 

 

今回のその1は「ブランド」からです。

 

過去3回の試験と同様に、おそらく次回の第26回試験でも、第1問目と第2問目はブランドの問題でしょう。

 

第20回(2回目)の試験、第23回(3回目)の試験では、第3問目、第4問目もブランドの問題で、第1問目から第4問目までの4問目をブランドの問題でまとめています。

そして実は、第17回(1回目)の試験では、第8問目、第9問目にも、ブランドの問題をだしています。

 

以上のことから、次回第26回も、ブランドの問題が4問出題されると思います。おそらく、第1問目から第4問目まで連続で出題してくるのは、次回も変わらないのではないかと思っています。

 

で、大事なのは、その出題内容です。

これまで、ブランドについての知識ブランド価値評価ブランド戦略などが出題されてきてきました。私は、この流れは、次回も変わらないのではないか(変わらないでほしい)と考えています。

毎年、必ず、特許庁経済産業省の報告書等、公式に発表したドキュメントからの出題があります。官公庁のドキュメントからの出題です。かわったところでは、第23回では、中小企業庁の「Japanブランド育成支援事業」が出題されました。

今度の試験では、もしかしたら農林水産省あたりからのドキュメントで、GI制度とからめて出題されるかもしれませんね(笑)、ちがうか(笑)。

 

官公庁のドキュメントといえば、第23回では、「平成21年度意匠出願動向調査報告書」から出題されましたが、これはブランドにかこつけた「組織マネジメント」の問題で、純粋なブランドの問題とはいえませんね。(でも、過去にも、純粋にブランドの問題とはいえない、しかし多少なりとも関係する、そういう問題が出題されていますから、別に驚くことではありません。そして、さほど難しくはありません。)

 

むしろ、「まさにブランドの問題」の方が要注意です。第23回の、中小企業庁の「Japanブランド育成支援事業」についての出題は、まさにこちらの問題です。そして、知らなければまず解けないでしょうから、なかなか手強い問題でした。

 

ですので、ブランドに関する、公的書類は、目を通しておけるならば、できる限り読んでおくにこしたことはないと思います。官公庁が公表している、ブランドに関わるドキュメントは、本当にできる限り目を通しておいた方がいいかもしれません。なかなか全てに目を通すことは無理かもしれませんが、それでもできる限り。

また、少なくとも(価値評価や戦略を含む)ブランドについての基本知識は、勉強して最低限の理解は持っておきましょう

その上で、普段からブランド(その考え方や、それが関係する制度等、なんでも)に関心を持って、その手のものは機会があれば、ことあるごとに必ず目を通しておくなどして、知識と感覚を身につけておく、のがいいのではないかと思います。

 

 

(その2に続きます。)