知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務学科試験の勉強法 私の場合 その1
明日で10月です。次の知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務の学科試験日まであと5ヶ月と2週間弱。
私は受験申込をすませました。そろそろ本格的に勉強を進めていきます。
そこで、自分の勉強法を見直す意味もこめて、「知的財産管理技能検定1級ブランド専門業務学科試験の勉強法 その1」というタイトルで、まあ好き勝手に(笑)書きたいと思います。
1級は、2級3級と比べ、
①公式、非公式問わず、書店で販売されている市販の検定テキストが存在しません(正しくは、コンテンツについては、非公式(?)テキストが1種類市販されています。また、特許とコンテンツに関しては、あるところが唯一学習教材を出していますが、これは書店では販売はしておらず通販のみの販売のようです。)。
②1級は、テキストだけでなく、問題集も、公式、非公式ともに販売されていません(コンテンツは、過去問集が1冊でています。また、特許は、過去問が、通販の形で販売されています。また、現時点から過去1年分に限り(つまり1級については1回分に限り)知的財産教育協会のホームページで、過去問を手に入れられます)。
③特許、コンテンツ、ブランド、と専門業務分野別にわかれています(なお、特許とブランド、コンテンツとブランド、という形で2つの業務分野に合格された方はいらっしゃいますし、実際にお会いしたこともあります。さて、特許とコンテンツの組み合わせの方はいらっしゃるのでしょうか?また、3つの分野全てに合格された方はいらっしゃるのでしょうか?)。
④3級、2級と比べ、試験範囲がさらに広く深くなっています。極端に言えば、特許、コンテンツ、ブランドにからむなら、問題はなんでもありになっているような気がします。
⑤過去問を見ればわかりますが、出題の文も、選択肢の文も、幾つかの問題では比較してかなり長いです。問題によっては、出題の文の補助として、表や契約書の文面等が長々とあったりします。問題文、選択肢等を読むだけでも、時間がかかるといえます。
⑥その上で、かなり細かいことを問われます。
⑦また、けっこう実務的なことも問われます。
という違いがあるといえるでしょう。
そして、
①から言えることは、公式非公式問わずテキストがない以上、勉強の為の参考書籍を自ら見つけ、それらをテキストがわりに読んでいくしかない、ということです。
私も、1級ブランド学科の勉強を始めるにあたって、最初は、手当たり次第に書籍を買っては、読みまくっていました。1ヶ月で20冊以上買った気が(笑)。その幾つかは、このブログでも紹介しています。
②については、問題集がない以上、とにかく知的財産教育協会のホームページ等、入手できる過去問をできる限り手にいれ、そして繰り返しやるしかないでしょう。
③については、このとおりで、3分野全てをお持ちの方がいらしたら、本当にぜひ一度お会いしたいです。1級受験のためのレクチャーを一度していただきたいものです。
④については、例えば、ブランド学科試験の問題でいえば、知財についての問題というよりは、単に英文契約の問題だったり、単にマーケティングの問題だったりと、知財と関連はしていますが知財とは異なる領域の問題を、当たり前に出題してきます。ですので、知財のみならず、幅広い知識が必要、ということでしょう。
⑤については、長い問題は数ページにわたるものもありますので、必要なポイントだけ要領よく読むことができるようにならないとだめでしょう。一つ一つまともに読んだら、時間がいたずらにかかり、解答する時間が足りなくなります。
⑥については、そんなところを聞いてくるか、と思える問題がいくつかありました。細かい点も勉強しておかなければなりません。とはいえ、それにも限度があるでしょう。
⑦については、通常の勉強ではまずほとんど勉強することはないですが、実務では実務者なら当然知っていておかしくない知識、これを出題してくる、ということです。
これらを踏まえて、次回では、私はどうしてきたかについて書きます。
(その2に続きます)