知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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エドワード・ヴァン・ヘイレンの特許

マイケル・ジャクソンの「反重力(のような動き見せるためのパフォーマンス用)装置」特許と、小室哲哉氏の「(シンクロさせるための)ミュージシャン及びダンサー用電子時計」特許は知っていましたが、あのハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のギタリスト、エドワード・ヴァン・ヘイレン(以下、エディと書きます。)も特許を持っているとは知りませんでした。

栗原潔弁理士のブログ「IT弁理士日記」によりますと、エディは3つの特許を、持っていた(3つのうち2つは既に権利の有効期間はすぎているようです。)、あるいは持っている、とのことです。

1つ目は、折りたたみ式の楽器演奏サポート器具で、ライトハンド奏法をしやすくすることが目的の器具のようで、ギターの背面に取り付け、ライトハンド演奏をする時にギターが水平になる、というもののようです。が、はっきり言って、見た目かっこ悪いです(笑)。
当のエディはステージで使ったことがあるのでしょうか?
なお、これは権利期間は完了しています。

2つ目は、デザイン特許、日本でいうところの意匠でして、ギターのマシンヘッドの形状について持っていたようです。「持っていた」と過去形で書きましたことからおわかりかと思いますが、すでに有効な権利期間はすぎています。

3つ目は、ギターの6弦のチューニングをEからDに瞬時に切り替える装置です。本来は6弦のチューニングはEの音なのですが、Dにすることで、同じフレットの6弦と5弦を押さえるだけでいわゆるパワーコードの音をだすことができ、ヘビーかつ複雑なリフを簡単に演奏することができます。
曲により、チューニングを、Eのままで演奏したい、Dにして演奏したい、どちらの場合もあるでしょうから、簡単に切り替えることができる装置があれば便利といえましょう。
これは、現在もまだ権利の有効期間内だそうです。


ミュージシャンで特許を持っている人(冒頭に書きましたとおり、マイケル・ジャクソン小室哲哉氏)がいるのは知っていましたが、すみませんがエディのことは全く知りませんでした。特許とは関係なさそうなハードロックアーティスト、意表を突かれました。


たまには、このようなくだけたことも書きます(笑)。