知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

第2回1級ブランド専門業務学科試験問題 自分学習用解説 31問目

今回は31問目です。


第20回知的財産管理技能検定   第2回1級ブランド分野学科試験の自分勉強用解説、31問目について書きます。


31問目は、侵害行為に関する問題で、「適切」な文章内容の選択肢を選ぶ問題です。

選択肢アは正しいです。商標Aの指定商品は電子機器で、そのノヴェルティがTシャツで無償配付されたとしても、それはTシャツを指定商品とする商標Aの使用とはされず、選択肢の説明文のとおりで電子機器類の商標として出所が識別され認識されると考えられるので、被覆を指定商品とする商標Aの商標権を侵害するものではない、と考えられます。
選択肢イは間違いです。商標が付せられたパッケージ類に入っている商品を、商標権者に許諾なく、ビニール袋に小分けして当該商標を改めて付して販売することは、商標権の侵害になります。小分け商品の中身が真性品であり、商標の品質保証機能を害するものではない、としてもです。
選択肢ウは正しいです。交換用印字用インクリボンに、適合メーカー名を表示することは商標的使用ではなく、商標権のは侵害ではありません。そのインクリボンの商品名として、その適合メーカー名を使用したら、これは商標的使用となり、商標権侵害となります。
選択肢エは間違いです。これは商標的使用ではなく、作品のキャラクターの由来説明として「テレビまんが」と書かれているにすぎず、よって指定商品を娯楽用具とする登録商標「テレビまんが」に係る商標権の侵害とはなりません。

よって、選択肢アが「適切」で正解です。


なお、各選択肢で説明されている内容には、それぞれ裁判例があります。選択肢アから順に、
BOSS事件
マグアンプK事件
ブラザー事件
テレビまんが事件
です。
出題には、ずばり裁判例の名前が明記されていなくても、このような形で、裁判例内容が各選択肢に反映させて出題している、というわけです。