知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

第2回1級ブランド専門業務学科試験問題 自分学習用解説 28問目

今回は28問目です。


第20回知的財産管理技能検定   第2回1級ブランド分野学科試験の自分勉強用解説、28問目について書きます。


28問目は、日本の税関における模倣品・海賊版の取締りについての記述の問題で、「不適切」な文章内容の選択肢を選ぶ問題です。

選択肢アは正しいです。選択肢の文のとおりです。日本の税関制度は、システマチックで「効率的」です。世界各国の制度と比較してもよくできているのではないか、と個人的に思います。
選択肢イは正しいです。輸入についても輸出に対しても、取締りの対象にしています。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりです。「刑事」的側面でも動いていて、そのための制度があります。
選択肢エは間違いです。これは、知らなくても感覚的にわかるのではないかと思います。模倣品・海賊版であると認定されたとして、その没収・廃棄のため、一つ一つを裁判所に提訴しなければならないとなると、迅速な取締りができません。選択肢アとは逆で、これでは「非効率的」です。迅速な取締りができるように、「効率的」な制度が整っているのです。

よって、選択肢エが「不適切」で正解です。