知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

第2回1級ブランド専門業務学科試験問題 自分学習用解説 16問目

今回は16問目です。


第20回知的財産管理技能検定   第2回1級ブランド分野学科試験の自分勉強用解説、16問目について書きます。


16問目は、自社の登録商標と類似する商標を他社が出願した場合の対応についての問題で、「適切」な文章内容の選択肢を選ぶ問題です。

選択肢アは間違いです。異議申立期間は、「商標掲載公報が発行された日から『2カ月』以内」です。「3カ月」ではありません。この期間内ならば、商標登録の異議申立ができますから、その公報発行日を確認して、異議申立をするなら期間内かどうかを確かめる必要があります。
選択肢イは正しいです。登録異議申立が認められなくても、同一の事実及び証拠で、無効審判を請求することはできます。
選択肢ウは間違いです。登録異議申立書を提出した後、その理由を補正することができます。
選択肢エは間違いです。異議申立が特許庁に認容され商標登録の取消決定がされて、その決定の取消しを求めて裁判をおこす場合、その被告は「特許庁長官」になります。


よって、選択肢イが「適切」で正解です。