知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

第2回1級ブランド専門業務学科試験問題 自分学習用解説 1問目

今回は1問目です。


漸くほとんどの解析が終了しましたので、今回からは、以前書いたとおりに、この間に行われた「第20回知的財産管理技能検定   第2回1級ブランド分野学科試験」の「自分勉強用解説」を、書いていきます。文章化がおっつかないかも知れませんが、もしそうなったらすみません。

なお、あくまで「自分勉強用解説」です。責任は持てません。御自身でこの「自分勉強用解説」と「問題及び発表された解答」を見比べて、いろいろお考えなさってください。
「問題及び発表された解答」は、知的財産教育協会のホームページからプリントアウトできます(問題については、もう少し後になると思います。)。
なお、これからの各問の私の説明をお読みになる際には、必ず一緒にお読みください。
また、間違っている私の記述があれば、御指摘いただけると助かります。


1問目は、第1回学科試験と同様にブランドの問題です。ちなみにブランドの問題は、4問目まで続きます。
以前にブランドの問題が増えた様なことを書きましたが、実際に増えたわけではなく、4問連続して出題されたために増えたと錯覚して書いてしまいました次第です。すみません。


さて、1問目ですが、ブランドに関する空欄穴埋め問題で、空欄に当てはまる言葉の組み合わせで「適切」なものを答える問題です。

ちなみにこの問題の説明文の出展元は、特許庁が平成24年に公表した、「平成23年度   商標出願調査報告書   企業のブランド構築に着目した   商標の出願・活用に関する状況調査」です。
これを読んで知っている人なら、簡単にわかる問題だと思いますが、私は読んだことがないので、当然わかりません。

そこで、説明文を読みますと、空欄1は、「その企業体らしさ、あるいは企業らしさを体現したもの」と説明があることから、「企業グループブランド、コーポレートブランド」とわかります。
次に空欄2ですが、「特定の事業群や製品群等を体現したもの」と説明があることから、「事業ブランド、カテゴリーブランド」とわかります。
最後に空欄3ですが、「ここの企業の商品やサービスを体現したもの」と説明があることから、「商品ブランド、サービスブランド」とわかります。

これらのことから、1問目において適切な選択肢はイとわかります。
実際、発表された解答ではイが正解となっています。

なお、説明文の下のほうでは、「(空欄1)を出発点として、(空欄2)及び(空欄3)の構築を行うことが一般的には消費者への認知も進み易いと考えられる」、「(空欄3)、(空欄2)を集約する形での(空欄1)」と書かれていることが、まあ、ヒントにはなりそうですが、時間がなければ読まなくて良いかと思います。実際、私は読みませんでした。この時私は早くも、「今回の試験は、わずかな時間の無駄が許されないだろう。」と思っていました(実際、私にはその通りになりました)ので、読まなくてもいいところはできる限り読まない様にしました。まあ、読むべきところと、読まなくていいところの見極めはそうとう慣れないと難しいですけれども。