2015-01-06 自分学習用解説 第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題 その19 先使用に基づく通常実施権について 37問目&38問目 自分学習用解説 第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題 特許権の発生と維持に関する手続の順番について 第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題、自分学習用解説、今回はその19、37問目と38問目です。問37は、特許権の発生と維持に関する手続の順番についてです。選択肢アは正しいです。選択肢イは間違いです。選択肢ウは間違いです。選択肢エは間違いです。よって正解はアです。順番は、①特許査定の謄本送達→②第一年から第三年までの特許料納付→③特許権の設定登録→④第4年以後の特許料納付問38は、先使用に基づく通常実施権についてです。選択肢アは正しいです。この権利に基づいて特許発明を実施する場合は、特許権者に対価を支払う必要はありません。対価は不要です。選択肢イは正しいです。実施している発明及び事業の目的の範囲外では、この権利は認められません。選択肢ウは正しいです。特許出願に係る発明の内容を知らないで自らその発明をした場合だけでなく、特許出願に係る発明の内容を知らないでその発明をした者から知得した場合にも、この権利が認められることがあります。選択肢エは間違いです。この権利は、特許出願の際現にその発明の実施である事業を開始している場合だけでなく、「その事業の準備をすでに開始している場合」にも認められます。よって正解はエです。