ビジネスモデル特許
こんなのがあるのですね、「ビジネスモデル特許」。「ソフトウェア特許」とも言うらしいです。
広義には、言葉通り「ビジネスモデルを発明として特許を認める(なんのこっちゃ?)ということ」らしいですが、狭義には「ビジネスモデルを実現するための、コンピュータソフトウェアとそのシステムを特許として認めること」の様です。
だいたいこういう新しい話はその潮流は海外からくるものですが、ご多聞にもれず、これについてもやはりアメリカからきた概念の様です。
すでにアメリカでは1990年代には、この特許が盛んになっていた様です。
有名なのは、おととしに日本でも特許が(出願分割により一部)認められた、amazonのワンクリック特許、でしょうか。
あくまで個人的な意見ですが、このようなものを特許として認めてしまうことはやめるべきだとは思います。
しかし現実として、(なかなか特許査定までいくのは難しいようではありますが)今認められていて、特許をとればビジネスで優位に展開できる以上、今後ますます盛んになると思います。もしかしたら、私が働いている会社だって、将来この種の特許を取得するかもしれませんし。
だから、勉強しておかないと。
ただ、この特許はこれまで以上にソフトウェアが絡む特許ですから、著作権との関係は明確にしておくべきと思いますが、いかがでしょうか。
特許法第72条や実用新案法17条あたりは改正しておかないと、まずい気がします。