知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

知的財産管理技能検定3級2級試験とセミナー

ネットで検索すると、なんか、知的財産管理技能検定3級試験及び2級試験向けのセミナーの類がけっこうありますね。
LEC等の法律系学校の授業カリキュラムはもとより、弁理士等専門家による試験対策セミナーや、大学や企業による試験対策セミナーもありますね。

まあ、知財を全く知らない人にとってはいいのかもしれませんが、私のような普段会社等で知財業務にたずさわっている人や、知財法を大学で勉強している学生等が、3級2級レベルの試験対策のために、あらためて知的財産管理技能検定の試験対策セミナーを受けるというのはなんだかな、と思います。

1級レベルの難度であるなら試験対策セミナー受講は理解はできます。1級はどう勉強してよいかわからない、というのがありますから。実際私も受けています。あと、弁理士試験を受験するというのであれば、逆に私は、金と時間が許す限り、迷わず積極的に何らかの対策セミナーを受けたり、LECのような学校に通います。資格がないとできない弁理士なら、とにかく資格を得ることが重要ですから。

3級はわかりませんが、2級は確かに、私が知的財産管理技能検定を受験し始めた頃から比べれば、毎年難しくなっているとは思います。とはいえ、いまだ十分独学で対応できると私は考えます。と言いますか、実務経験者なら独学で十分だと思います。3級2級は、市販のテキスト&問題集と、インターネットでの検索などによる知識のアップデート(これが重要)、そして知的財産教育協会で入手できる過去問、これらで十分対応できると思います。

まあ、お金に余裕があって、3級2級はちゃっちゃと合格して、早く1級にチャレンジしたいというのでしたら、セミナーでも何でもどうぞ。でも、ある程度時間をかけて努力しないと知財の知識は身につかないし、そうやってつけた知識でないと実務には役に立たないと私は思います。実務では付け焼き刃の知識は役にたちません。これは知財に限った話ではありませんが。だから、例えば弁理士試験に合格しても、自ら研鑽をつまねばなりません。弁理士でこうですから、知的財産管理技能士は言わずもがな、です。

また、どこかの企業等の金儲けに付き合うほど、私には金と時間に余裕はありません。ま、ビンボーな私のぼやきと思ってください(笑)。


ちなみに。

個人的は、3級レベルはビギナー、だと思います。3級に合格したからといって必ずしも実務に役に立つとはいえないように思えてなりません。あくまで3級は知財の道への入口程度にすぎない、と思います。まあ、世間一般の人よりは知財に詳しいとは思いますが。

2級レベルで、ようやく実務で役に立つのではないでしょうか。このあたりから名刺に書けるぐらいじゃないかな、と思います。

2級は、課長等の管理職の人が持つべきものらしいですが、私にすれば、新入社員からせいぜい主任くらいまでが持つべきものかと思います。課長以上の方は、1級でないと実務ではつとまらないのではないかと思います。またハクもつかないのでは、と思います(笑)。まして、部長以上の方は、1級よりもさらに上をいってないとダメだと思います。このあたりは、本人の自覚次第、ですが。