実務者向け知的財産権制度説明会2014 その4
その3に続き、実務者向け知的財産権制度説明会2014のブログ、その4を書いていきたいと思います。
12月某日に行われた説明会について書きたいと思います。
ちなみに、数日かけて行われた説明会のうち、私が参加したものは今回が最後です(説明会自体は、東京地区では、全部で6、7回ほどありました。)。
また、今回は全部で4コマありましたが、私が参加したのは、1コマ目と2コマ目だけですので、この2つについて書きます(ちなみに、3コマ目は特許の要約書についての、4コマ目は実用新案についての、説明でした。実務に直接関係しない、条約含む特許系の説明会には参加しませんでした。)。
1コマ目は、「意匠の審査基準及び審査の運用」についてです。
1コマ目、2コマ目、両方に言えることですが、意匠、不正競争防止法についての説明をしているのは、確か今回のそれぞれのコマだけなんですよね。
そして、時間配分は、それぞれ2時間半と2時間と短いです。こんな短時間でちゃんと説明できるわけがありません。
数日、数回にわけていろいろ説明されている(条約を含めた)特許や商標と比べたら、はるかに時間が少なく足りないと思います。実際、最後の方はだいぶ端折って説明されていたと思います。
少なくとも、意匠、不正競争防止法とも、それぞれ1日時間をかけて説明すべきかと、個人的に思いました。
説明会の内容自体も、ちょっと物足りなさを感じました。実務者向けの説明会にしては、いささか基本的すぎた気がしました。説明して欲しかったことは、他にもいろいろあったのに。
ただ、今回も、テキストや資料は質、量ともになかなかのボリュームであります。まあ、これらを入手できただけでも良かったかな、と(笑)。
いずれ機会があれば、特許に関する説明会にも参加してみたいです。その前に、特許についてもっと勉強しないければ。
あ、そうです。来年2015年、1月から3月くらいにかけて、商標法の改正に伴う、改定商標審査基準についての説明会が、日本のあちらこちらで行われることが決まり、今申し込みを受け付けています。私もすでに申し込みをしております。なお、東京で行われる分は、すでに全て満席になっていました。さすが東京、早っ。