知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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自分学習用解説 第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題 その0の3 問題の解き方2

今回はまた、違う問題を例にして、問題の解き方を説明していきたいと思います。

では、第19回知的財産管理技能検定2級学科試験の問題、問24で説明します。


問題文では、「著作権等に関して、最も不適切と考えられるものはどれか。」とあります。「著作権等」と「不適切」に丸をつけておきます。これにより、選択肢の中で「著作権等について不適切に説明している文」がある選択肢が、答えということになります。
では、選択肢を見ていきます。ざっと選択肢をアからエまで読んで、明らかに正しいウとエは答えの候補から外します。ここでウとエがなぜ答えでないかをわからない人は、すみませんが勉強してください。
そして次にアとイを詳細に見ていきます。選択肢アの全文をこのように区切ります。
著作権者の死亡後/相続人が存在せず/国庫に帰属することになるとき、/存続期間の満了前であっても/著作権は消滅する。」
このように区切り要素別にすることで、素早く文章を把握することができます。そして私には「存続期間の満了前であっても」の部分が、このときわかりませんでした。他の部分は問題無しと判断しました。
とりあえず保留して選択肢イを見ていきます。イも同様に区切ります。
「映画の著作権を複製する場合、/映画の著作権者の許諾を得るとともに、/当該映画に出演する実演家からも/当該映画における実演の複製に関する許諾を得なければならない。」
このように区切ると、「当該映画に出演する〜ならない。」の部分が間違いだとすぐにわかります。ちなみに、選択肢イはワンチャンス主義についての文です。
これで選択肢イは間違いと判断できます。ですので、選択肢アの判断を保留した部分は、たぶん正しいとして、このときは選択肢アは正しいとしました。
これでイを答えと判断することができました。


前回の問15と今回の問24での説明は、文が比較的短いので、文の内容はつかみやすいと思います。次回は、長い文章の問題にあたってみたいと思います。でもやることは変わりません