知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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自分学習用解説 第19回知的財産管理技能検定2級学科試験問題 その0の2 問題の解き方

「問題の解き方」と言いますか、「問題文と選択肢の読み方」と言うべきかもしれません。
以前に、「できる限りはやく、問題文と選択肢を読み、理解して、正誤を判断をすることが大事」と書きましが、自分流のその具体的なやり方の説明です。なので解説本編ではありません。
今回は、その0に続く、その0の2とします。


例えば、第19回知的財産管理技能検定2級学科試験の問題、問15で説明します。
問題文では、「契約に関して、最も不適切と考えられるものはどれか。」とあります。「契約」と「不適切」に丸をつけておきます。これにより、選択肢の中で「契約について不適切に説明している文」がある選択肢が、答えということになります。
では、選択肢を見ていきます。ざっと選択肢をアからエまで読んで、明らかに正しいアとエは答えの候補から外します。ここでアとエがなぜ答えでないかをわからない人は、すみませんが勉強してください。
さて、イとウの2つにしぼられました。これらを見ていきましょう。
選択肢イの全文をこのように区切ります。
瑕疵担保責任は、/民法上定められた権利であるので、/当事者間の契約によって排除することはできない。」
このように区切り要素別にすることで、素早く文章を把握することができます。そして私には「当事者間の契約によって排除することはできない。」は間違い、と考えました。
ですから選択肢イが答えだと考えましたが、念のため選択肢ウも見ていきます。ウも同様に区切ります。
「相手方の債務不履行によって/譲渡契約を解除した場合には、/契約は/過去にさかのぼって/効力を失う。」
選択肢イも選択肢ウも、このように区切るとわかりやすいです。そして選択肢ウは、何も間違いはない、と判断しました。
これで選択肢イは答えだと判断できました。


問15での説明はかなりわかりやすかったと思います。次回は、少し難しいと思う他の問題にあたってみたいと思います。この0シリーズはもう少し続きます。