知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

知的財産管理技能検定試験問題私見

以下に書くことは、あくまで「私見」です。ですが、私は経験的に、たぶん間違いない、と思っています。


知的財産管理技能検定の問題は、大きく二つに分かれると思います。①知識がないと完全にお手上げの問題と、②知識がなくともなんとか正解にたどりつける問題です。

①の場合は、知識がなければ時間をかけるだけ無駄です。一度後回しにして、時間が余っていれば、なんとか記憶をたどり思いだす努力をしますが、時間がなければ諦めましょう。ヤマカンで、選択肢を選ぶしかありません。

ですが、①の場合って、非常に限定すれば、純粋に知識を問う空欄穴埋め問題、に限られると思うような気がします。

知的財産管理技能検定学科試験の問題は、基本、全設問、法制度の知識をもっていないと解くことができません(という建前になっていると思います。だから「学科」試験なのではないでしょうか。)。そういう意味で本来は、知的財産管理技能検定学科試験の問題は、全て①の問題です。

しかし、出題の仕方や、その問題文、選択肢の文等に、出題者が意図せぬ問題を解くためのヒントが隠されていたりする場合があります(これは、1級学科でも言えると思います)。
出題者の出題意図から、判断して解いていく、という解き方もありです。

また、設問を解くにあたり、知識はなくても、常識的に考え判断すれば、解ける場合があるのではないでしょうか。

さらに、法制度が制定された意図を考える、つまり立法者の意図を考えると、問題が解ける場合があります。立法者の立場で考えてみよう、ということです。


こう考えると、知的財産管理技能検定の学科試験の大部分は②の問題の様に思えてきます。

つまり、知的財産権についての知識だけでなく、関連する知識、また常識的思考や判断力等、総合的な能力を、知的財産管理技能検定学科試験では問われている様に思えてなりません(なお、これに実務的な能力を加えると、実技試験になる、と思います。)。



何が言いたいかと言いますと、法制度の勉強「だけ」をしてもだめ、ということです。
もちろん、法制度の知識は当然必要です。しかし、これは最低条件です。さらにプラスアルファがいる、と私は思います。


自己反省のために書いてみました。頭でっかちにならないために。