知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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3回目チェック 2級学科試験問題 自分勉強用解説 過去問編 その10

今回は、2級学科試験問題過去問、自分勉強用解説、3回目チェックのその10として、2014年7月の試験問題、問13と問22について書きます。


問13は、特許調査のための検索手法についてです。
選択肢アは間違いです。Fタームは国際的に統一された特許分類ではありません。国際的に統一された特許分類はIPCです。
選択肢イは間違いです。キーワード検索は、同義語など検索に用いるキーワードには注意する必要があります。使用するキーワードの選択は重要です。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりです。Fターム、FIを用いての検索では、具体的にどのように分類記号が付与されているかの正解な理解が必要です。
選択肢エは間違いです。FタームやFI、これらインデックス検索だけで、十分に絞り込んだ検索ができるわけではありません。インデックス検索にも、キーワード検索にも、どちらにも長所、短所があり、これらをうまく組み合わせて利用して検索することが大事ですが
よって正解はウです。


問22は、特許法に規定する手続についてです。
選択肢アは正しいです。出願から1年6ヶ月後の出願公開の前に、早期に出願公開を請求することができますが、これは取り下げることはできません。
選択肢イは正しいです。出願審査請求はいつまでもできるわけではなく、期限があります。特許出願の日から3年以内にできます。ちなみに、出願者のみならず、誰でも出願審査を請求できます。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりで、拒絶審決の謄本の送達があった日から30日以内に審決取消訴訟の提起ができます。なお、この30日を過ぎると、もはや出訴できず、審決は確定してしまいます。
選択肢エは間違いです。特許の存続期間は、その出願の日から20年間です。
よって正解はエです。