知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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第5段 2級学科試験問題 自分勉強用解説 過去問編 その12

第5段、2級学科試験問題、自分勉強用解説、過去問編、その12です。今回は、2014年3月に行われた問題より、問39と問40です。
なお、第5段、2014年3月については、今回が最後です。
ですので、はるか以前に書いた2014年7月試験の解説もあわせて、これで過去2年間全6回分の解説をしたことになります。


問39は、特許協力条約(PCT)に関する問題です。
選択肢アは間違いです。国際調査報告、国際調査見解書を受け取った出願人は、所定の期間に国際出願の「請求の範囲のみ」について1回限り補正できます。
選択肢イは間違いです。国際調査報告の受領の為に特別料金を支払う必要の分はありません。
選択肢ウは間違いです。国際出願の内容は、原則として優先日から18ヶ月経過後に「国際調査報告」とともに国際公開されます。
選択肢エは正しいです。選択肢の文のとおりです。
よってエが正解です。


問40は、著作権の存続期間に関する空欄穴埋めの問題です。
著作権の存続期間は著作物の『①創作』の時に始まり、著作者の死後50年を経過するまで存続するが、映画の著作物に係る著作権の存続期間については、『②公表』してから『③70』年を経過するまで存続する。」
よって選択肢イが正解です。