知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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第5段 2級学科試験問題 自分勉強用解説 過去問編 その1

知的財産管理技能検定試験日まであと3週間をきりました。勉強もだんだん大詰めを迎えつつあります。

さて、第5段、2級学科試験問題、自分勉強用解説、過去問編、その1です。今回は、2014年3月に行われた問題より、問1と問3です。
気がついたらもう第5段。これで私は過去約2年分やったことになります。


問1は、意匠登録出願に関する問題です。
選択肢アは間違いです。そもそも意匠制度に登録を遅らせる登録延長制度はありません。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢ウは間違いです。意匠においても、手続補正書の提出は認められています。
選択肢エは間違いです。「同日に」というところが違います。同日でなくてかまいません。別のものとして、それぞれ出願しろ、ということです。
よってイが正解です。


問3は、二次的著作物に関する問題です。
選択肢アは間違いです。二次的著作物の権利侵害に対して、現著作物の著作権者も、権利行使ができます。
選択肢イは正しいです。原著作物の著作者にも、二次的著作物の公表権があります。なお、それは原著作物の範囲に該当する部分とされています。つまり、二次的著作物の中のオリジナルの部分は関係ない、とされています。
選択肢ウは正しいです。二次的著作物が原著作者に無許諾で作られたとしても、著作者による権利保護が受けられます。
選択肢エは正しいです。
よってアが正解です。選択肢の文のとおりです。
よって正解はアです。