知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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第4段 2級学科試験問題 自分勉強用解説 過去問編 その3

第4段、2級学科試験問題、自分勉強用解説、過去問編、その3です。今回は、2013年11月に行われた問題より、問5と問7です。


問5は、税関における手続に関する記述についての問題です。
選択肢アは間違いです。「特許庁長官」が間違いです。「税関長」が正しいです。
選択肢イは間違いです。通知がなされるのは、貨物を実際に輸出又は輸入しようとする者に対してです。
選択肢ウは間違いです。アと同様、「特許庁長官」が間違いです。「税関長」が正しいです。
選択肢エは正しいです。選択肢の文のとおりです。
よって正解はエです。


問7は、著作権等に関する記述についての問題です。
選択肢アは間違いです。素材の選択「又は」配列によって創作性があれば、編集著作物として保護されます。素材自体は、著作物であってもなくてもよいです。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢ウは間違いです。共同著作物の著作権の存続期間は、その共同著作者のなかで最後に死亡した者の、その死亡時期を基準とし、その翌年の1月1日から50年間です。
選択肢エは間違いです。翻案権ではなく、複製権を有している者が、出版権を設定することができます。出版権は、複製権の一部だからです。
よって正解はイです。