知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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第3段 2級学科試験問題 自分勉強用解説 過去問編 その5

第3段、2級学科試験問題、自分勉強用解説、過去問編、その5です。今回は、2013年7月に行われた問題より、問21と問22です。


問21は、弁理士についての問題です。
選択肢アは間違いです。いわゆる「付記弁理士」についての説明です。弁理士は付記弁理士の登録をしている場合は、代理人として、「弁護士」と共に侵害訴訟をおこすことができますが、単独ではできません。なお、普通の弁理士は弁護士の補佐人として侵害訴訟に参加はできますが、これは代理業務ではありません。
選択肢イは間違いです。納付手続きは弁理士でなくても代理業務はできます。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおり、弁理士はライセンス契約の代理をすることができます。
選択肢エは間違いです。弁理士法は確認していませんが、届け出るのは特許庁長官にではなく、経済産業大臣にだったはずです。
よって正解はウです。


問22は、特許協力条約(PCT)に基づく国際出願についての国際調査に関する空欄穴埋め問題です。

国際調査
発明の特許性に関する審査→審査官の見解として、①国際調査見解書、が示される→国際調査報告と、①国際調査見解書、を受け取った出願人は、国際出願の、②請求の範囲、について、③1回に限り、補正ができる

よって空欄穴埋めの語句の組み合わせとして正しいのは、選択肢イです。
国際予備審査と混同しないように御注意ください。