実務者向け知的財産権制度説明会2014 その2
今回(その2)のこのブログからは、実務者向け知的財産権制度説明会2014の、具体的な内容について書いていきたいと思います。
10月某日に行われた説明会、その内容について少しふれたいと思います。
だいたい1日に3コマ〜4コマぐらいの数のテーマ別説明会が催されます。今回は、午前中の2コマで、知的財産権の現状と課題、そして知的財産権をめぐる国際情勢について説明していき、午後は2コマ利用して、マドプロ制度についての説明(管理実務、出願実務)をしてました。
午前中の2コマは、あっさりと進んだ気がします。説明会というよりは、報告という感じでした。
逆に、午後の2コマ、マドプロの説明は凄かったです。パワーポイントによる説明用テキストとは別に、分厚い資料テキストが別途ありました。この資料テキストをもらっただけでも、参加した甲斐があるというものです。
また、出願実務については、願書の具体的書き方にまで触れていたのは、実に勉強になりました。
ただ、出願実務については、一番長いコマであったにもかかわらず、けっこうはしょり気味の説明だった気がしています。私は、マドプロだけで、1日かけてやるべきと思いましたし、出願実務だけで午後の全ての時間をしめていてもよかったと思いました。正直、消化不良感はいなめませんでした。また、特許庁の方が説明されていたにも関わらず、その説明内容については疑問に思える箇所がいくつかありました。そういう意味でも、消化不良でした。
それでも、参加してよかったと思っています。参加するメリットの方がはるかに多かったです。
あと、ホール入口で、チラシや資料が置いてありましたが、中には有用のものもありましたので、一通りもらっておきました(笑)。
しかし、最初から最後まで、ずっと寝ていた隣の席の人、何しにいらしたのでしょうか?サボリですかね(笑)。
今回はその2でしたが、その3は、11月の説明会に参加したら書く予定です。