知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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2級学科試験問題 自分勉強用解説 過去問編 その4

2級学科試験問題、自分勉強用解説、過去問編その4です。今回は、2012年11月に行われた問題より、問12と問19です。

問12は、商標登録出願に関する問題です。
選択肢アは間違いです。出願が審査等に継続している間は補正することができます。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢ウは間違いです。立体商標含む商標登録出願は、特許、実用新案、意匠に出願変更はできません。
選択肢エは間違いです。商標出願の分割は、指定商品・指定役務が複数ある場合、その指定商品・指定役務を分割しつ出願することはできますが、商標そのものを分割することは要旨変更になりますから当然できません。
よって正解はイです。

問19は、特許出願に関する問題です。
選択肢アは間違いです。最初の拒絶理由通知がなされた後の拒絶理由通知は、常に最後の拒絶理由通知になるとは限りません。
選択肢イは間違いです。補正は、出願時に遡って効果が生じます。
選択肢ウは間違いです。拒絶理由通知を受けて、意見書の提出や補正等の対応をしても、拒絶査定がされた上で初めて、拒絶査定不服審判を請求することができます。
選択肢エは正しいです。補正により、その前後で発明の単一性の要件が満たされなくなってしまってはいけません。
よって正解はエです。