知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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2級学科試験問題 自分勉強用解説 過去問編 その3

2級学科試験問題、自分勉強用解説、過去問編その3です。今回は、2012年11月に行われた問題より、問8と問11です。

問8は、弁理士に関する問題です。
選択肢アは間違いです。侵害訴訟の場合は、弁護士の補佐人となる、あるいは一定の範囲で弁護士と共同でなら訴訟をおこすことができます。取消等の訴訟に関しては、単独で訴訟代理人になれます。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢ウは間違いです。弁理士でなくても、登録料納付については、報酬を得てその業を行うことはできます。
選択肢エは間違いです。弁理士会は、単一会であり、各都道府県ごとにはありません。弁理士は、この単一の弁理士会の会員です。
よって正解はイです。

問11は、独占禁止法に関する問題です。
選択肢アは間違いです。独占禁止法公正取引委員会によって運用されています。公正取引委員会は、内閣総理大臣の所轄のもと、内閣府の外局として存在しています。
選択肢イは間違いです。これは私的独占行為にはなりません。よって独占禁止法違反にはなりません。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢エは間違いです。これはカルテル行為であり、独占禁止法上問題になります。
よって正解はウです。