知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

個人情報保護法検定

個人情報は、厳密には知的財産ではないかもしれませんが、広い意味で営業秘密の一つではあるとは言ってよいのではないでしょうか。

企業が自社の事業を行っていくにおいて欠かせない、必要かつ重要な要素の一つであると私は思います。営業秘密が不正競争防止法で保護するものである以上、そういう意味で、個人情報(保護)も知財領域に当てはまるものだろうと、私は考えます。
個人情報保護法の理念のとおり、「個人情報の保護を図ると同時に、『企業が個人情報を個人の権利等を侵害することなく活用できる』よう、それぞれの調和を図る」ことは、非常に大事なことだとも思います。この点においても、個人情報保護法知財領域に当てはまるものだろうと考えます。


ベネッセ事件などがおき、個人情報保護に強く関心を持ったこともあって、私は、個人情報保護について勉強して、さらに個人情報保護法検定を受験することにしまして、先日受験してきました。

以下は、そのテキストです。

個人情報保護法検定公式テキスト

個人情報保護法検定公式テキスト

テキストに書かれている内容は思ったより常識的です。ただ、このテキスト、発売日が2009年と、いささか古いです。現在2014年ですから、この数年間の法制度の変化やおきた事件等については、別になんらかの形で把握していないとまずいです。実際、今回受けた検定試験では、例えば、時事ネタの設問、又は選択肢もありました。個人情報保護関係のニュースは関心を持って見ておいたほうがいいと思います。

これは検定であり資格ではないのに、珍しく2年毎の更新の制度をとっています。ちょっと面倒(笑)。
でも、法律系の検定はこうあるべきかもしれませんね。知的財産管理技能検定は、特に1級は更新制度にしても良いかもしれませんね。
でも2年は短い(笑)。せめて3年、できれば5年(笑)。




以前に紹介した個人情報保護士検定は、個人情報保護法検定と兄弟検定みたいなようです。個人情報保護法検定より試験範囲が広くなるようです。これもいずれ受験するつもりです。以下、そのテキストをあらためて紹介します。

改訂4版 個人情報保護士認定試験公式テキスト

改訂4版 個人情報保護士認定試験公式テキスト


あとこのような試験もあります。

財団法人全日本情報学習振興協会 公式認定 企業情報管理士認定試験公式テキスト

財団法人全日本情報学習振興協会 公式認定 企業情報管理士認定試験公式テキスト

これは、おそらく、企業が管理すべきあらゆる情報(個人情報+不正競争防止法でいうところの(狭い意味での)営業秘密+α)の保護を対象にしているのでしょう。情報保護の総合的な試験というところでしょうか。テキストも、過去問も、まだ見ていないのでわかりませんが(笑)。最終的にはいずれこの試験も受けるつもりです。