知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

2級学科試験問題 自分勉強用解説 31問目&32問目

第18回知的財産管理技能検定2級学科試験の解説、今回は31問目&32問目です。
あと残り10問です。もう少し。

まず31問目。「種苗法に基づく品種登録」についてです。
選択肢アは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢ウは間違いです。種苗法では、拒絶時に不服を申し立てる制度を法上規定していません。拒絶査定不服審判制度はありません。
選択肢エは正しいです。選択肢の文のとおりです。
よって正解はウです。

次に32問目。「共同著作物」についてです。
選択肢アは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢ウは間違いです。
選択肢エは正しいです。選択肢の文のとおりです。
利用許諾や著作権自己持分の譲渡は、他の共有者の同意を得なければなりません。共同著作物は不可分の著作物だからこそ、共同で権利行使をしなければなりません。
ですが、著作権侵害の差止請求を行う場合、他の共有者の同意を得なければならないとすると、差止請求の実効性に問題があり緊急時の対応としては不適当なので、他の共有者の同意を得ずとも単独で差止請求ができる様になっています。
よって正解はウです。