知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

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2級学科試験問題 自分勉強用解説 23問目&24問目

連日暑いですね。ガリガリ君が美味しく、夏まっさかりでございます(笑)。


さて、第18回知的財産管理技能検定2級学科試験の解説、今回は23問目&24問目です。

まず23問目。今回も「特許法に規定する手続」に関しての問題です。
選択肢アは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢イは正しいです。選択肢の文のとおりです。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりです。拒絶通知が届いたことがない場合は、特許査定の謄本の送達日まで補正できます。しかし、特許査定の謄本の送達後、特許料納付前までの間はもはや補正はできません。もしできるとしたら、これはすなわち審査のやり直しを意味しますから、法制度上認めることはできません。これを認めたら、いたずらに余計な時間がかかり、とんでもないことになってしまいます。
選択肢エは間違いです。特許査定謄本送達後に、特許料の納付が所定の期間内にされない場合は、出願自体が取り下げになります。拒絶査定になることはありません。なお、所定の期間内に納付できない場合、期間の延長を求めることができます。
よって正解はエです。

次に24問目。「商標権の存続期間の更新登録」に関しての問題です。
選択肢アは正しいです。選択肢の文のとおりです。さらに、この期間でも正当な理由でできなかったと認められる場合に限り、確か最大6ヶ月後までの間に更新登録申請ができます。個人的には少し甘い気がします。
選択肢イは間違いです。登録更新は商標権者だけが申請できます。
選択肢ウは正しいです。選択肢の文のとおりです。登録更新申請時に、その商標を使用してようがいまいが、関係ありません。
選択肢エは正しいです。選択肢の文のとおりです。10年毎に繰り返し半永久的に更新することができます。
よって正解はイです。