知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験合格への道かな?

知財管理技能検定1級ブランド専門業務試験に向けて諸々のこと、その他書籍やニュースなどの知財、その他の法律等に関して、思いついたら書きます

IPBA「経営基礎」第二回目

先日に続き、弁理士会の知的財産ビジネスアカデミー、「経営基礎」セミナー、第二回目に参加しました。今回は「マーケティング」のレクチャーでした。

前回のレクチャーについて書いた時と同様、内容について詳しいことは書きません。

今回あらためて気がついたのは、このセミナーでは、ワークショップを割と重視している、ということです。セミナー中で実際に考えたことは、身につきやすいので、この方法はありがたいです。眠気覚ましにもなります(笑)。

テーマのマーケティングについてですが、昔学生時代に少しその手の本を読んだくらいなので、私には、勉強になることばかりです。

レクチャーを受けているのが(一部を除き)弁理士であり(弁理士会のセミナーですからね)、特許事務所に所属して仕事をしている人達である、ということを前提として、講師は話をされていらっしゃいました。おそらく弁理士会のセミナー担当の方にそう言われたのだと思います。前回の講師の方はそのあたり考慮されていなかったようで、クレームでもあったのでしょうか(笑)。独立していない社内弁理士の方もけっこうセミナーに参加されているとみうけましたけど。
独立された特許事務所弁理士にとってはこの方がわかりやすいのかもしれませんが、逆に実務においてはどうなのでしょうか。
弁理士は、同じ弁理士を顧客として仕事をしているのではなく、一般の方や企業・団体を顧客としているわけで、ならば顧客の立場で考えるようなワークショップにしないとあまり意味がないのではないか、なんてふと思いました。弁理士目線でなく、顧客目線にして考えなければならないのでは、と思います。
おそらくこのことを感じている特許事務所弁理士の方は少なくないと思います。少なくとも、このセミナーに参加されている弁理士の方は、そういう危機感をお持ちではないでしょうか。


なんて考えてしまいました。